家族で都内の「一軒家」に引っ越したいけど、強盗リスクがマンションの「2.5倍」!? 一軒家は避けるべきなの? 引っ越し先選びのポイントも解説

配信日: 2025.02.14

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家族で都内の「一軒家」に引っ越したいけど、強盗リスクがマンションの「2.5倍」!? 一軒家は避けるべきなの? 引っ越し先選びのポイントも解説
年が明けてしばらく経つと、卒業・入学や異動の季節です。引っ越しを考える人も増えてきます。引っ越し先を選ぶにあたって、多くの人は住まいの安全面を気にするでしょう。なかには、昨今の強盗のニュースなどを聞いて「一軒家に引っ越すのは危ないのだろうか」と悩んでいる人もいるかもしれません。
 
本記事では、引っ越しを検討している人向けに、一軒家とマンションの強盗発生率の違いについて解説します。強盗をはじめとする犯罪が発生しにくい引っ越し先の選び方のポイントも取り上げるので、ぜひ最後までご覧ください。
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一軒家とマンションの強盗発生率

昨今は、いわゆる闇バイトによる強盗発生件数が増えており、2024年11月14日には警察庁から闇バイトへの応募者に対する警告文が公開されています。2023年度のデータによると、侵入強盗の発生場所認知件数は一戸建住宅が20%、共同住宅(3階建以下)が8.7%、そして共同住宅(4階建以上)が8%でした。
 
このデータから、一軒家は他の集合住宅と比べて強盗の侵入先として狙われやすいことが分かります。なお、一軒家が強盗のターゲットにされやすい原因は、以下の通りです。
 

・侵入経路となる窓やドアが多い
・死角となる高い塀や植木が多い
・セキュリティがマンションより甘い

 
ただし、なかにはマンションを主なターゲットとした強盗犯罪もあるため、マンションに引っ越せば安心安全とは限らない点には注意が必要です。
 

強盗が発生しにくい引っ越し先選びのポイント

強盗に侵入されると金品を盗まれるだけでなく、命まで脅かされかねません。強盗の被害に遭わないためには、引っ越し先の選定が重要になります。強盗をはじめとする犯罪が発生しにくい引っ越し先選びのポイントについて解説します。
 

治安の良いエリアを選ぶ

引っ越し先を探す際は、現地の治安に関する情報収集をしっかりと行いましょう。同じ都道府県内、市内であっても、エリアによって治安に差があるケースは珍しくありません。
 
例えば、東京都23区内といってもエリアごとに治安状況にはばらつきがあり、刑法犯遭遇率が最も低いのは文京区、一方で最も高いのが千代田区です。犯罪が発生しにくいエリアを選んで引っ越し先を探せば、一軒家でも比較的安心して暮らせるでしょう。
 
なお、引っ越し先選びの際は、公的組織が発表している治安情報や犯罪発生情報を参考にするだけでなく、実際に引っ越し先の候補地へ足を運んでみることをおすすめします。街の雰囲気を自分の目で確かめて、本当に安心して暮らせるかどうかを判断しましょう。
 

防犯設備の有無

安心安全な引っ越し先を探したい場合は、防犯設備の有無も重視してください。一軒家が強盗のターゲットになりやすい原因として、防犯対策が甘くなりやすい点が挙げられます。
 
逆を言えば、防犯対策がしっかりしていれば、一軒家でも強盗に侵入されるリスクを下げることが可能です。防犯カメラやオートロックなど、引っ越し先がどのような防犯設備を導入しているか、必ずチェックしましょう。
 

安心安全な引っ越し先を探そう

住まいの種類と強盗発生率の関係、そして安全な引っ越し先選びのポイントなどについて取り上げてきました。
 
引っ越し先が一軒家であってもマンションであっても、治安の悪いエリアにある住まいや、防犯対策がイマイチな住まいは強盗のターゲットになる可能性が高いです。落ち着いて暮らすためにも、引っ越し先の選定は慎重に行いましょう。
 

出典

警察庁 住まいる防犯110番 データで見る侵入犯罪の脅威
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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