新幹線にキャリーケースを持ち込むためには「事前予約」が必要と聞きました。予約なしで持ち込むとどうなりますか?
配信日: 2025.02.15

そこで本記事では、新幹線に大きな荷物を持ち込む際の予約方法や追加料金の有無、荷物を小さくするための工夫などを紹介します。

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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新幹線への大きな荷物の持ち込みは専用座席の予約が必要
新幹線に大きな荷物を持ち込む場合には、専用座席の予約が必要だといわれています。荷物のサイズが「3辺の合計が160cmを超え250cm以内」といった特大荷物の場合、事前に専用の座席を予約しなければいけません。
座席には「特大荷物スペースつき座席」または「特大荷物コーナーつき座席」がありますが、乗車時には荷物を指定されたスペースに置くことが求められます。
このように、大きな荷物を専用のスペースへ置くことで、ほかの乗客の安全を守り、荷物をスムーズに運搬できると考えられます。なおJRおでかけネットによると、特大荷物の持ち込みに対する追加料金は一切発生しないようですが、事前予約なしで荷物を持ち込んだ場合は、手数料が1000円(税込)発生するとされています。
事前予約の流れ
大きな荷物を新幹線に持ち込む場合、ネット予約または駅の券売機で「特大荷物スペースつき座席」または「特大荷物コーナーつき座席」を予約しましょう。予約が完了すれば、乗車時に指定場所へ荷物を置くことができるようです。
予約した座席のうしろに「特大荷物スペース」が設置されており、座席の最寄りのデッキには「特大荷物コーナー」が配置されています。
予約の手間や手数料の支払いを防ぐためのコツ
新幹線に特大荷物を持ち込むための事前予約を忘れると、追加料金が発生したり座席指定が難しくなったりすることがあります。そのような事態を防ぐためには、荷物を減らし、コンパクトなバッグに収める工夫が大切です。
圧縮袋を活用する
旅行の荷物を減らすために役立つとされているのが圧縮袋です。圧縮袋を利用すれば空気を抜いて衣類の容積を大幅に減らせる可能性があります。
ただし、圧縮袋に入れると衣類がシワになりやすくなる可能性があるため、シワになりにくい素材の服を選んだりシワ対策をしたりするとよいでしょう。
旅行先で洗濯をする
荷物のなかの衣類を減らしたい場合、旅行先で洗濯する方法も一つの手段です。ホテルによっては、ランドリーサービスやコインランドリーを提供している場合があり、それらを利用することで、必要な衣類を何度も着回すことができるでしょう。
また、ボディソープや石鹸を使い、バスタブや洗面台で簡単に手洗いするのもよいでしょう。衣類は最低限の枚数を持参し、旅行先で洗濯を行うことで荷物の量を大きく減らせる可能性があります。
使い捨て製品を活用する
帰りの荷物を減らすためには、使い捨て製品が役立つ可能性があります。シャンプーや化粧品は、試供品や使い切りサイズのものを持参することで、荷物が軽くなる場合があります。
また、下着やソックスなども古いものを持って行き、使用後に処分することで、帰りの荷物を大幅に減らせる可能性があるでしょう。
事前予約は無料だが予約を忘れると手数料が発生する
3辺の合計が160cmを超え250cm以内の荷物を新幹線に持ち込む場合には、事前予約が必要です。予約して荷物を持ち込めば追加料金はかかりませんが、予約なしで持ち込むと手数料として1000円の支払いが発生するようです。無駄な出費を増やさないためにも、事前予約は忘れずに行い、快適に新幹線を利用できるようにしましょう。
出典
JRおでかけネット 新幹線への「特大荷物」の持ち込みについて
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー