60代になって友人に孫ができ始め、娘さん宛てに「出産祝い」を送ることが増えました。その後「内祝い」が来ないのですが、最近は贈らない文化になっているのでしょうか?

配信日: 2025.02.18 更新日: 2025.09.26
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60代になって友人に孫ができ始め、娘さん宛てに「出産祝い」を送ることが増えました。その後「内祝い」が来ないのですが、最近は贈らない文化になっているのでしょうか?
みなさんの中には、友人に孫ができたと聞き、出産祝いを贈ったことがあるという人もいるのではないでしょうか。けれど、内祝いが返ってこず、最近は風習が変わったのかと疑問を抱いていることもあるかもしれません。そこで本記事では、内祝いの意味やマナー、金額の相場などを紹介します。
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内祝いの意味とは

内祝いとは、家族や身内で起きたお祝いごとを周りの人に報告して、喜びを分かち合うという意味を持つ日本の伝統的な風習です。
 
本来、内祝いは「こんな素敵なことがありました」という感謝と報告を込めて贈り物をしたり、宴席に招いたりするものでした。内祝いは単なるマナーの一環ではなく、人と人とのつながりを深め、喜びを共有する大切な日本文化の一つといえます。
 

近年はお返しとして贈る内祝いが一般的に

内祝いの本来の意味である「自主的に贈る」習慣は、時代の変化とともに形を変えてきています。最近では、身内の喜びを報告し分かち合うという目的よりも、もらったお祝いへの「お返し」として内祝いを贈るケースが一般的となりました。
 
内祝いを贈ることにより、贈った側は「自分がお祝いを渡したことに対して、丁寧にお礼をしてくれた」と感じられ、双方が心地よい関係を築きやすくなる可能性があります。
 

お祝いをもらったら内祝いをお返しするのが一般的

出産のお祝いの品をもらった際には、内祝いとして何らかの形でお返しをするのが一般的なマナーとされています。
 
出産内祝いの場合、赤ちゃんの誕生を祝ってもらったことに対する感謝を表すだけでなく、「赤ちゃんが無事に生まれました」という報告や、喜びのおすそ分けの意味も含まれるとされています。そのため、内祝いは単なるお返し以上の重要な役割を持っていると考えられます。
 
お祝いをもらった際には、まずお礼の言葉を速やかに伝えることが大切です。「内祝いは不要」といわれることがあっても、最低限のお礼は欠かさないようにするとよいかもしれません。
 

内祝いの金額相場は?

出産祝いをもらった場合、内祝いとして贈る金額は、もらったお祝いの「半額(半返し)」から「3分の1程度」が目安とされているようです。
 
現金以外の品物をもらった場合は、その価値を確認するためにインターネットなどで金額を調べておくとよいでしょう。ただし、お返しの金額がもらったお祝いより高くなってしまうのは相手に失礼とされるため、注意が必要です。
 

値段が分からないときは一般的な出産祝いの金額で考える

もらったお祝いの金額が分からない場合や、調べるのが難しい場合には、一般的な出産祝いの相場を参考に内祝いの金額を決めるとよいかもしれません。友人や知人からの出産祝いは、通常3000円~1万円程度が相場とされているようです。この場合、内祝いとして贈る金額は1000円~5000円程度が適切と考えられます。
 
迷った場合は、地域や親族の慣習を確認するとともに、必要であれば周囲に相談しましょう。金額に見合った品物を選ぶことが重要ですが、感謝の気持ちを丁寧に伝える姿勢が何よりも大切です。
 

出産祝いをもらったら内祝いを贈るのが一般的

内祝いは、もらったお祝いへの感謝を伝える大切な風習であり、現代では「お返し」として贈ることが一般的となっているようです。
 
出産祝いの場合、赤ちゃん誕生の喜びを報告し、感謝の気持ちを込めてお返しをするとよいでしょう。内祝いの金額相場はもらったお祝いの半額から3分の1程度が目安とされているようですが、地域や家庭の慣習に合わせて決めることが大切です。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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