姪から結婚式の招待をもらいました。1ヶ月前に「ご祝儀」を渡していますが、結婚式でもご祝儀は包むべきでしょうか?
そこで本記事では、すでにご祝儀を渡した場合の対処法について解説します。ご祝儀の相場もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
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ご祝儀をすでに渡している場合の対処法は
ご祝儀をすでに渡している場合、結婚式の受付で「ご祝儀は先日、自宅にお持ちしました」「お祝いは前もって渡してあります」など、ひとこと伝えましょう。
その後受付で芳名帳に記帳し、席次表と式次第を受け取れば大丈夫です。新郎または新婦が前もって受付に伝えてある場合もありますし、「ご祝儀お断り」と言ってもらえる場合もあるようです。
ご祝儀を渡してあっても、出席者の確認をする必要があるため受付は済ませるようにしましょう。
ご祝儀の金額の相場や渡すタイミングは?
ご祝儀の金額の相場や、渡すタイミングについて解説します。ただし、ご祝儀の金額や渡し方は、結婚される方との間柄・地域のしきたり・その家の習慣によってさまざまです。今回解説する内容は一例として念頭におきつつ、両親や親族と相談して決めましょう。
ご祝儀の金額の相場
昔は結婚が決まった知らせをうけたら、事前にお祝いの品物を持参する時代があったそうです。現在のご祝儀は、その風習が簡略化された形といわれています。
一般社団法人全日本冠婚葬祭互助協会が実施した「祝儀(結婚祝い)等に関するアンケート調査(令和5年度)」の結果を表1にまとめました。
表1
| 新郎新婦との関係 | 最多回答額 | 平均額 |
|---|---|---|
| 兄弟/姉妹 | 3万円 | 6万52円 |
| 叔父/叔母 | 5万円 | 8万1629円 |
| 従兄弟/従姉姉 | 3万円 | 3万4635円 |
※出典:一般社団法人全日本冠婚葬祭互助協会「祝儀(結婚祝い)等に関するアンケート調査(令和5年度)」を基に筆者作成
最多回答額は3~5万円ですが、平均額が上回っている傾向にあるようです。ただし、地域や年齢、新郎新婦との親密度によっても異なる内容であるため、あくまで参考にしてください。
ご祝儀を渡すタイミング
ご祝儀を渡すタイミングは、間柄で異なるケースが多いようです。
兄弟・姉妹の場合は、結婚式前にお祝いを渡すのが一般的とされています。また、お金以外に本人が希望する品物を贈るケースもあります。
いとこや親戚の場合は、これまでの付き合い方でも異なります。兄弟同然に育ったり、親子同然の付き合いがあったりする場合、家が近いなどの場合は、兄弟・姉妹と同じように事前に渡してもいいでしょう。それ以外の場合は、一般のゲストと同じように結婚式会場の受付で渡します。
どうやって渡すか迷ったときは、これまでのお祝いの習慣について両親や親戚に相談するのもいいでしょう。
すでにご祝儀を渡している場合は、そのことを伝えれば渡さなくていいケースも。
すでにご祝儀を渡している場合は、「お祝いは前もって渡してあります」など、受付でひとこと伝えましょう。前もって新郎新婦が受付に伝えていたり、「ご祝儀お断り」と言ってもらえたりする場合もあります。
事前にご祝儀を渡している場合でも、受付は必要ですので忘れないようにしましょう。
またアンケート結果によれば、ご祝儀の金額の相場は身内の場合で3~5万円です。ただし、地域のしきたりやその家の習慣もあるため、家族と相談しながら決めることをおすすめします。
出典
一般社団法人 全日本冠婚葬祭互助協会 祝儀(結婚祝い)等に関するアンケート調査(令和5年度)
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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