車のエンジンを切っても「赤い鍵マーク」が点灯している……。これによる「バッテリー上がり」のリスクはある? バッテリーが上がってしまった場合の「対処法や費用」についても解説。
配信日: 2025.03.04


ファイナンシャルプランナー
FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。
編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。
FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。
このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。
私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。
赤い鍵マークの正体は?
車のダッシュボードに表示される赤い鍵マークは、イモビライザーと呼ばれる盗難防止システムが作動中であることを示しているようです。
イモビライザーは、正規のキー以外でエンジンを始動させようとした場合に、エンジンの始動を阻止するシステムだといわれています。
なお、このマークによるバッテリー消耗はごくわずかで、バッテリー上がりの直接的な原因となることはまれなようです。
バッテリーが上がってしまった場合の対処法と費用
車のバッテリーが上がってしまった場合、自力で対処する方法と業者に依頼する方法があります。それぞれの場合の対処法と費用を詳しく見ていきましょう。
自力で対処する方法
車のバッテリーが上がってしまった際に有効な手段として、ジャンピングスタートとジャンプスターターの利用が挙げられます。
ジャンピングスタートは、ブースターケーブルを用いて他の車から電気を供給し、エンジンを再始動する方法です。
もう一つの方法は、ジャンプスターターと呼ばれる携帯型バッテリーから電気を供給しエンジンを始動させる方法です。救援車が必要ないというメリットがあるようですが、ジャンプスターター自体が充電されている必要があります。
業者に依頼する方法
バッテリー上がり時の対処法として、専門業者への依頼も選択肢となります。
ロードサービスは、JAF(一般社団法人 日本自動車連盟)や自動車保険に付帯しているサービスです。
例えばJAFの場合、会員であれば基本的に多くのサービスを無料で利用できるようですが、非会員の場合は、2万1700円の費用がかかるとされています。自動車保険のロードサービスは契約内容によって料金が異なる可能性があるので事前に確認するとよいでしょう。
赤い鍵マーク自体は問題なし、バッテリー上がりには注意!
赤い鍵マークはイモビライザーが正常に作動しているサインであり、それ自体がバッテリー上がりの原因となることはほとんどないようです。
万が一車のバッテリーが上がってしまった場合は、自力で対処する方法と業者に依頼する方法があります。JAFの場合、会員であれば基本的に多くのサービスを無料で利用できるようですが、非会員の場合は、2万1700円の費用がかかるとされています。
日頃からバッテリーの状態に気を配り、適切なメンテナンスを行うことでバッテリー上がりを未然に防ぎましょう。
出典
JAF(一般社団法人 日本自動車連盟) ロードサービス内容
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー