「高速バスと新幹線」の費用はどのくらい違う? 「東京~新潟」の「往復費用」を解説
そこでこの記事では、高速バスと新幹線を利用する場合の具体的な費用を比較します。
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東京から新潟へ新幹線でアクセス
東京から新潟までは、JR東日本の上越新幹線を利用できるようです。2025年2月27日現在の東京駅と新潟駅間の運賃を表1にまとめました。
表1
| 片道 | 往復 | |
|---|---|---|
| 普通車指定席 | 1万560円 | 2万1120円 |
| グリーン車 | 1万4220円 | 2万8440円 |
| 自由席 | 1万230円 | 2万460円 |
※駅探 ekitan「新幹線の料金・時間 東京→新潟」を基に筆者作成
新幹線は快適さと定時性が魅力で、観光やビジネスでの利用に最適だと考えられます。自由席は普通車指定席に比べて330円安く、往復であれば660円の差額が出ます。コストを抑えたい場合には自由席を検討するのもよいでしょう。
東京から新潟へ高速バスでアクセス
東京から新潟への高速バスは、複数の運行会社によって提供されており、昼行便と夜行便のどちらも選べます。
所要時間は、選ぶバスや交通状況などによっても異なる可能性はありますが、おおよそ以下の通りになっているようです。
・昼行便:所要時間は約5時間半
・夜行便: 所要時間は約6時間から6時間50分
運賃は、シーズンや予約状況、座席の種類によって異なりますが、割引を活用すれば片道3000円程度から利用可能なようで、往復の費用は6000円程度となる計算です。
費用の違い
新幹線と高速バスの運賃には大きな差があります。新幹線の自由席片道の運賃が1万230円であるのに対し、高速バスの最安値は約3000円です。この差額は、片道であれば約7230円、往復では約1万4460円もの差になります。
これを踏まえると、高速バスを利用すれば、新幹線よりも費用を抑えられる可能性があるといえるでしょう。
高速バスと新幹線のどちらがよい?
高速バスと新幹線のどちらを選ぶべきかは、目的や移動距離、快適さに対する個々のニーズによって異なります。それぞれの特徴をいくつか比較してみましょう。
コスト重視なら高速バスがおすすめ
高速バスは新幹線よりも料金が安い点が魅力だと考えられます。特に、閑散期であれば新幹線より1万円以上安くなることもあります。また、夜間の移動で宿泊費を節約できる場合もあるため、予算を抑えたい人に最適な可能性があるといえるでしょう。
時間を優先するなら新幹線が有利
移動時間を短縮したいなら新幹線が圧倒的に有利です。日帰り旅行やタイトなスケジュールには新幹線の利用が適していると考えられます。
東京~新潟間の新幹線と高速バスは往復で1万円以上の差がある
東京~新潟間の主な移動手段である新幹線と高速バスには、料金に大きな違いがあります。新幹線は普通車指定席で往復2万1120円、自由席で2万460円です。
一方の高速バスの最安値は往復約6000円と、コストを重視する方に適していると考えられます。ただし、所要時間は約5時間半から6時間50分と、新幹線に比べて長くなる傾向にあります。
料金は高速バスが圧倒的に安く、往復で1万円以上の差が生まれることもあるようです。短い移動時間や快適性を優先したい場合には新幹線の利用が適しているでしょう。移動の目的や予算によって、どちらを利用するか判断してみてください。
出典
駅探 ekitan 新幹線の料金・時間 東京→新潟
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
