来月出張でグリーン車に乗る予定です。モバイルオーダーサービスを利用しようと思っているのですが、やはり割高なのでしょうか?
配信日: 2025.03.08

当記事では、グリーン車のモバイルオーダーサービスについて、料金や利用するメリット・デメリットなどを解説します。気になる疑問を解決し、新幹線で快適な時間を過ごしてください。

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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目次
東海道新幹線のグリーン車で利用できるモバイルオーダーサービスとは?
グリーン車のモバイルオーダーサービスは、乗客が自身のスマートフォンやタブレットを使って、車内販売を注文できる仕組みです。2023年10月より東海道新幹線の「のぞみ」「ひかり」で導入されています。
従来、東海道新幹線で行われていた客室乗務員によるワゴン販売サービスは、2023年10月末に終了し、そのあとグリーン車のみでモバイルオーダーサービスが始まりました。
モバイルオーダーサービスは割高なのか?
結論、モバイルオーダーサービスで提供される商品の価格は、たしかに割高に設定されています。
例えば、ホットコーヒーの場合、コンビニだと150円程度で購入できますが、グリーン車のモバイルオーダーサービスでは一杯430円です。割高な価格設定の理由としては、需要が増えすぎない調整や高級感の演出といった狙いが考えられます。
モバイルオーダーサービスを利用するメリット・デメリット
モバイルオーダーサービスの利用には、メリットとデメリットの両面があります。それぞれ詳しく確認しましょう。
メリット
(1)自分のペースで注文できる
(2)スムーズに受け取れる
(3)ぜいたくを満喫できる
モバイルオーダーサービスでは、従来のワゴン販売のように客室乗務員を待たずに好きなタイミングで商品を注文できる点がメリットです。
また、注文した商品は、スタッフがすぐに座席まで届けてくれて利便性も抜群です。なお、モバイルオーダーはグリーン車にしかないサービスであり、ぜいたくを味わえる点も魅力といえるでしょう。
デメリット
(1)商品が割高
(2)通信環境が必要
(3)注文時間の制限
モバイルオーダーの商品は、一般の店舗で販売されている商品に比べて、高めに価格設定されています。ペットボトル飲料など事前に購入できる商品は、新幹線に乗る前に調達したほうが安く済みます。
また、モバイルオーダーの注文には、インターネット接続が必要です。東海道新幹線では、車内Wi-Fiを使用できる車両もあるため、うまく活用しましょう。
列車の運行状況や車内状況などによっては、モバイルオーダーサービスを利用できない場合がある点にも注意してください。
モバイルオーダーサービスは「快適さ」を買うサービス
グリーン車のモバイルオーダーサービスは、決して安くはありませんが、新幹線で快適な時間を過ごすのに便利なサービスです。
好きなタイミングで注文した商品を、すぐに座席まで直接届けてもらえる利便性は、忙しいビジネスマンにとって魅力的なものでしょう。興味のある方は、事前に値段を確認したうえで一度利用してみてください。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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