毎日「炭酸水」を飲んでいます。「ペットボトル」で買うのと「炭酸水メーカー」を買うのはどちらがお得なんでしょうか?
配信日: 2025.03.10 更新日: 2025.03.11

本記事では、炭酸水メーカーのメリットやデメリットをはじめ、ペットボトルとのコスト差について解説します。

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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炭酸水メーカーのメリット
炭酸水メーカーのメリットとして、水以外のドリンクを炭酸入りのドリンクに変えられたり、ペットボトルのゴミを減らせたりするなどの点が挙げられます。また、炭酸水メーカーがあればいつでも炭酸水が飲めるため、ペットボトルのストックを気にしなくてよい点もメリットであるといえるでしょう。
好みの飲み物に炭酸を加えられる
炭酸水メーカーは、水以外のドリンクを炭酸入りのドリンクに変えられます。炭酸が入っていないドリンクに加えたり、炭酸の抜けたドリンクに再度加えたりするなど、炭酸入りで飲みたいときにすぐ作れる点がメリットです。また、紅茶やコーヒーに炭酸を加えるといった自分なりのアレンジを楽しめる点もメリットであるといえるでしょう。
ゴミが減る
炭酸水メーカーで炭酸水を作ることで、ペットボトルを購入する回数や廃棄量を減らせます。炭酸水を自宅で作れば、ペットボトル入りの炭酸水を購入する頻度が減少します。その結果、ペットボトルゴミを減らせるだけでなく、分別やゴミ捨ての手間も省けるのです。
いつでも炭酸水を飲める
炭酸水メーカーがあれば、いつでも飲みたいタイミングで炭酸水を飲めます。炭酸水を購入したりストックを確認したりする手間が省けるため、効率化を図れます。
炭酸水メーカーのデメリット
炭酸水メーカーには好みのドリンクをいつでも炭酸水に変えられるメリットがある反面、初期費用やガスの交換代など、ペットボトルの購入する場合には生じないデメリットもあります。必要経費を考慮すると、炭酸水を普段飲まない人には、炭酸水メーカーにかかるコストは高く感じられるかもしれません。
初期費用が高い
炭酸水メーカー本体の価格は、安いもので1万円程度、高いものでは3万円を超えるものもあります。そのため、初期費用は安いとはいえないでしょう。普段炭酸水を日常的に飲む人であれば問題ありませんが、あまり飲まない人は初期費用が高くつくこともあり、コストパフォーマンスが悪いと感じてしまうかもしれません。
ガスの交換や費用がかさむ
炭酸水メーカーのガスがなくなった場合、ガスシリンダーを交換しなければなりません。炭酸水メーカー2社の価格を見ると、交換用ガスシリンダーは60Lで約2400円でした。ガスの交換1回あたりのコストが約2500円であれば、高いと感じるかもしれません。
しかし、ガスシリンダー60Lで500mlペットボトル約120本分の炭酸水を作れるため、コストパフォーマンスは悪くないといえるでしょう。
炭酸水メーカーとペットボトルのコストを比較
炭酸水メーカーの購入を検討している場合には、ペットボトルを購入する場合のコストとの比較が重要です。炭酸水メーカーを購入する場合のコストと、コンビニでペットボトルを購入する場合のコストを比較してみます。
炭酸水メーカーとペットボトル1Lあたりのコスト
炭酸水メーカーを購入し、1日に1L炭酸水を飲むと仮定した場合のコストを計算します。60Lのガスシリンダー約2400円と仮定すると、
2400(円)÷60(L)÷1(日)=40(円)
ペットボトルの価格に換算すると、1L約40円での購入が可能です。一方、コンビニで販売されているペットボトルの炭酸水は、1Lあたり約130円~約140円です。
初期費用はかかるものの、炭酸水メーカーで作るほうが約90円~約100円お得であることが分かりました。
炭酸水をよく飲むなら炭酸水メーカーのほうがお得
日常的に炭酸水を飲む人であれば、ペットボトルを購入するよりも炭酸水メーカーを利用するほうがお得であるといえるでしょう。また、家にあるドリンクをいつでも炭酸水に変えられる点はメリットであるといえます。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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