コインパーキングで「隣の枠の番号」を押し間違え…3時間分「1200円」を返金してほしいけど、運営会社は取り合ってくれる?

配信日: 2025.03.13

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コインパーキングで「隣の枠の番号」を押し間違え…3時間分「1200円」を返金してほしいけど、運営会社は取り合ってくれる?
「駐車場代1200円を払ったのに、なぜか精算済みになっていない」
 
コインパーキングで精算をするとき、うっかり隣の枠の番号を押してしまったことはありませんか? 急いでいたり、夜間で暗かったりすると、番号を見間違えてしまうことは誰にでもあり得ることではないでしょうか。
 
そんなとき、支払ったお金は返金してもらえるのでしょうか? 本記事では、誤って別の区画の精算をしてしまったときの対処法について解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

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区画を間違えて精算してしまった場合、返金はしてもらえるのか?

コインパーキングで誤って別の区画の番号を入力し、他人の駐車料金を支払ってしまった場合の返金対応は、管理会社によって異なります。
 
三井のリパークのホームページでは、「駐車位置番号を誤って精算した場合の返金はいたしかねます」と公式サイトに記載されています。また、大和リースも、「駐車位置番号を間違えて精算した場合の返金、または途中精算での返金等は一切致しません」と駐車場利用規約に定めています。
 
このように、明確に返金対応をしないと定めている管理会社もあり、返金されない可能性が高いのが現状かもしれません。利用者側としては誤精算を防ぐことが一番大事であり、精算時に自分が駐車した場所の番号を必ず確認することが大切です。
 

管理会社に連絡する際のポイントは?

誤精算をしてしまったときは、まず利用したコインパーキングの案内板や精算機の注意事項を確認しましょう。管理会社の連絡先が記載されている場合は、電話をかけてみることも1つの方法です。
 
相談する際のポイントは、「〇番区画に駐車していて、誤って〇番区画の精算をしてしまった」というように、状況を簡潔に説明することです。また、精算した際の領収証やレシートは支払いの証拠となるので必ず保管しておきましょう。
 
コインパーキングの管理会社によっては返金が難しいケースもありますが、方針を確認し、対応について相談しましょう。
 

区画を間違えないためのポイント

うっかり別の駐車枠の料金を支払わないようにするには、確認が何よりも重要です。当たり前のことですが、駐車番号は精算機に向かう前に、必ず複数回確認しましょう。スマートフォンなどで自分の車と駐車番号を撮影しておくのも、確実な対策ではあります。
 
特に「6」と「9」のように見間違えやすい番号は注意が必要です。駐車場によっては「4」の番号が欠番で、「3」の隣が「5」になっているケースもあります。思い込みで操作せず、自分の目でしっかり確かめる習慣をつけましょう。
 
さらに、おおよその駐車料金を事前にイメージしておくことも有効です。支払う際に、想像より高い、安い、と違和感を覚えたら一度確認し直すことで、誤精算を防止する可能性が高くなります。
 

二重払いにならないように気を付けよう

コインパーキングで誤精算した場合に返金するかしないかは、管理会社の判断によって異なりますが、返金されないケースは多く見られます。それでも、精算機などに連絡先が記載されている場合は、返金対応してくれないか相談してみるとよいでしょう。
 
最近は、ナンバープレートを認識するロック板なしのコインパーキングもあります。このうち入庫時に写真を撮り、利用者が車両を選択して精算する形式のところでは、車のナンバープレートの数字次第では機械が複数の車体を挙げ、従来よりも間違えやすくなっている可能性があります。
 
どのタイプの駐車場でも、二重払いを防ぐために、何度も確認する習慣をつけることが大切です。
 

出典

三井不動産リアルティ株式会社 三井のリパーク 時間貸し駐車場Q&A
大和リース株式会社 駐車場利用規約
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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