春休みは家族4人で大阪から「ディズニーランド」へ! 夫に交通費が安いからと「夜行バス」を提案されましたが、疲れそうなのが気になります。新幹線と比べて、どれだけ節約になるでしょうか?

配信日: 2025.03.15

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春休みは家族4人で大阪から「ディズニーランド」へ! 夫に交通費が安いからと「夜行バス」を提案されましたが、疲れそうなのが気になります。新幹線と比べて、どれだけ節約になるでしょうか?
長期休暇に家族で旅行を計画すると、気になるのが交通費です。特に長距離移動では費用がかさむため、「移動費を抑えて、その分現地で楽しみたい」と考える人もいるのではないでしょうか。
 
そこで、本記事では、大阪から東京ディズニーランドへ行く場合、新幹線と夜行バスではどのくらい金額に差が出るのかを比較してみます。また、近年進化している夜行バスの快適性についても解説します。家族旅行の計画を立てる際の参考にしてください。
FINANCIAL FIELD編集部

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大阪からディズニーランドへ向かうときの交通費は?

まず、大阪(新大阪)から東京ディズニーランドまでの新幹線、夜行バスの交通費を紹介します。
 

【新幹線】

新大阪駅~東京駅(自由席) 
大人・片道  1万3870円
   往復  2万7740円
子ども・片道 6930円(大人の半額、端数は切り捨て)
   往復 1万3860円
 
東京駅~舞浜駅(東京ディズニーリゾート最寄り駅)
大人・片道  230円
   往復  460円
子ども・片道 110円(大人の半額、端数は切り捨て)
   往復 220円

 

【夜行バス】

大阪~東京ディズニーリゾート行き(3月後半の平均価格)
大人・行き   6900円 / 帰り 7300円
子ども・行き  3450円 / 帰り 3650円(大人の半額)

 

新幹線と夜行バスの交通費の差

大人2人、小学生の子ども2人の4人家族で計算すると、交通費の合計は次のとおりです。
 

新幹線利用の場合、
大人往復  (2万7740円+460円)×2人=5万6400円
子ども往復 (1万3860円+220円)×2人=2万8160円
合計 8万4560円
 
夜行バス利用の場合、
大人往復  (6900円+7300円)×2人=2万8400円
子ども往復 (3450円+3650円)×2人=1万4200円
合計 4万2600円
 
(新幹線:8万4560円)-(夜行バス:4万2600円)=4万1960円

 
新幹線と夜行バスを比較すると、夜行バスのほうが4万1960円、安くなることが分かります。この節約した金額だけで、家族4人分のディズニーランド1日券(約3万3000円)を買えるのです。
 

疲れない? 最近の夜行バスは進化している

「夜行バスは疲れる」というイメージを持つ人もいるかもしれません。しかし最近では、快適性を重視した夜行バスが増えており、ホテル代の高騰も相まって、移動時間を有効活用できる手段として若者を中心に人気を集めています。
 
こうした背景をふまえ、国土交通省は乗客のニーズに応える形で寝台バスの普及を促進するため、安全指針のガイドラインを発表しました。これにより、フルフラットまでリクライニングができる大型寝台バスの導入が解禁されました。
 
例えば、高知駅前観光は日本初のフルフラット型寝台バス「ソメイユプロフォン」を発表し、話題を集めました。座席がフルフラットまでリクライニングし、足を伸ばして眠れるため、従来の夜行バスと比べてより快適に移動できます。今後はこうした寝台バスの普及が進むと予想されます。
 

まとめ

大阪から東京ディズニーランドへ行く際、夜行バスを利用すると旅費が約4万2000円節約できます。この差額をディズニーランドのチケット代や現地での食事、お土産に充てることで、より充実した旅行にすることができるでしょう。
 
しかし、移動中にしっかり休めなければ、翌日現地で思い切り楽しむことが難しくなるかもしれません。道中の快適さを優先するか、節約を重視するかは家族次第であり、大切なのは、旅の目的や家族の体調に合った移動手段を選ぶことです。
 
家族みんなが最高の思い出を作れるように、新幹線と夜行バスのメリット・デメリットをよく話し合ってみてはいかがでしょうか。素敵な春休み旅行を楽しんでください。
 

出典

国土交通省 「フルフラット座席を備える高速バスの安全性に関するガイドライン」の公表~高速バス等のフルフラット座席の安全対策~
東京ディズニーリゾート パークチケット
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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