「助産師」になるための「条件」とは? 夢を実現するにはどれくらいの「学費」が必要?
配信日: 2025.03.21

そこでこの記事では、助産師になるための進路や、かかる費用について詳しく解説します。ぜひ参考にしてください。

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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助産師になるための条件
助産師になるためには、以下の3つの条件をクリアしなければならないようです。
・看護師の資格をとる
・助産師の資格をとる
・女性である
助産師になるには、看護師の国家試験と助産師の国家試験に合格する必要があるとされています。また、日本においては女性であることも条件となっており、男性の産科医は多くいますが助産師の場合は女性しかなれません。
高校の普通科を卒業した後の進路
高校卒業後に助産師を目指すためには、専門学校・短期大学・大学などへ進学し、看護師国家試験に合格する必要があります。
看護系の大学にて助産師課程を選択した場合は、看護師国家試験に合格すると、助産師国家試験の受験資格を取得できるようです。
ほかを選択した場合は、看護師国家試験に合格した後、看護系の大学院や助産師養成所などに進学し、修了すると助産師国家試験の受験資格を得られるとされています。
なお厚生労働省によると、助産師の学歴で最も多いのは大学卒業者(71.2%)、次いで専門学校卒業者(50.8%)となっています。
大学でかかる費用
助産師になるまでにかかる学費は、進路によって異なります。今回は大学を例に、かかる費用を見ていきましょう。
とある大学の入学金と、1年あたりにかかる学費の目安は、以下の通りです。
・入学金:30万円
・授業料・施設設備費・実験実習費:155万円
大学では、授業料・施設設備費・実験実習費として、1年当たり155万円かかり、4年間で620万円かかる計算になります。ただし、学年によって費用は異なる場合があるようです。
また、入学時に自治会費・同窓会費・保険料などの諸経費が20万円程度かかることもあります。なお、学校によって費用は異なる場合があるため、あくまで参考程度にしてください。
まとめ
助産師になるには、看護師の資格取得後、助産師の資格を取る必要があり、高校卒業後の進路は専門学校・短期大学・大学などへの進学があるようです。
なお厚生労働省によると、助産師の学歴で最も多いのは大学卒業者(71.2%)、次いで専門学校卒業者(50.8%)となっています。
今回はとある大学を例に必要な費用を紹介しました。具体的には、授業料・施設設備費・実験実習費として1年当たり155万円、4年間で620万円かかる計算になります。ただし、学年によって費用は異なる場合があるようです。
助産師を目指す方は、この記事を参考にして、最適な方法を検討してみてください。
出典
厚生労働省 職業情報提供サイト jobtag 助産師
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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