初任給を「親へプレゼントを送る」と言っている人が周りに多くいます。初任給で親への感謝を伝える人は多いのでしょうか?

配信日: 2025.03.23

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初任給を「親へプレゼントを送る」と言っている人が周りに多くいます。初任給で親への感謝を伝える人は多いのでしょうか?
初任給は、社会人としての第一歩を踏み出した証ともいえる大切なお金。その使い道は人それぞれですが、周囲から「親にプレゼントを贈る」という話をよく聞くと、自分もそうすべきなのかと考える人も多いのではないでしょうか。
 
本記事では、実際にどれくらいの人が初任給で親に贈り物をしているのか、その内容や予算、そして「贈るかどうか」を決める上で参考になる情報をまとめました。気持ちのこもったプレゼントの考え方を一緒に見ていきましょう。
FINANCIAL FIELD編集部

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「初任給で親にプレゼント」は本当に一般的?

社会人になって初めての給料、いわゆる「初任給」をもらったとき、多くの人が思い浮かべるのが「親への感謝を伝えること」です。とはいえ、「周囲がやっているから自分も」と感じる人もいれば、「自分はそこまで余裕がない」と考える人もいます。
 
では実際に、どのくらいの人が親にプレゼントを贈っているのでしょうか?株式会社モデル百貨「初任給の使い道ランキング!親にプレゼントした?何に使ったか1,000人にアンケート調査」によると、初任給で誰かしらにプレゼントをしたのは29.4%で、そのうちの86.7%が親にプレゼントしたと回答しています。
 
つまり、全体で見ると初任給で「親にプレゼントを贈る」人は3人に1人程度。それなりに多いですが、必ずしも全員がやっているというわけではありません。自分の経済状況や気持ちに合わせて考えて良いのです。
 

多くの人が選ぶプレゼントの中身とは?

では、プレゼントを贈る人たちは、どのようなものを選んでいるのでしょうか。
 
人気が高いのは「食事」や「スイーツ」、「ファッション小物」や「お酒」といった、気軽だけれど感謝が伝わるアイテムです。例えば、家族で一緒に食事をしたり、普段は買わないちょっと良いケーキや地元の名産品を贈ったりするケースが多く見られます。
 
なかには、「父親にネクタイ、母親にハンドクリーム」など、実用的な贈り物を選ぶ人もいます。また、感謝の気持ちを言葉にするのが苦手な人でも、手紙を添えることで、より思いが伝わると感じている人も多いようです。
 
高価な品物よりも、「自分の初任給で、初めて親のために選んだ」という事実が、何よりも嬉しいプレゼントになるのかもしれません。
 

プレゼントの予算はどれくらいが平均?

気になるのが、「みんなはいくらぐらい使っているのか」という点です。
 
株式会社西日本シティ銀行「初任給で親に贈ったプレゼントアンケート結果」によると、初任給で親へのプレゼントにかける金額は、5000円〜1万円未満が最も多く、次いで3000〜5000円、そして2万円以上という順でした。
 
意外にも高額なプレゼントを贈る人は少数派で、大半の人が背伸びしすぎない範囲で選んでいることがわかります。
 
大切なのは金額の多さではなく、自分の気持ちが込められているかどうか。初任給は貯金や生活費に回す必要もあるため、無理なく準備できる範囲で考えることがポイントです。
 

まとめ

初任給で親にプレゼントを贈るという行動は、多くの人が「感謝の気持ちを形にする」きっかけとして選んでいます。しかし、それはあくまで選択肢のひとつです。
 
周りがやっているからという理由で無理に贈る必要はありませんし、今すぐでなくても、ボーナスや昇給のタイミングで改めて気持ちを伝えるのでも十分です。
 
何よりも大切なのは、自分なりのタイミングで、感謝の気持ちを自分の言葉で伝えること。形式や相場にとらわれず、あなたらしい形で「ありがとう」を伝えることが、一番心に残る贈り物になるはずです。
 

出典

株式会社モデル百貨 初任給の使い道ランキング!親にプレゼントした?何に使ったか1,000人にアンケート調査(PRTIMES)
株式会社西日本シティ銀行 初任給で親に贈ったプレゼントアンケート結果
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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