入学式などで着用する「振り袖」。買う人とレンタルする人はどちらが多い? 買う場合の相場はどのくらい?

配信日: 2025.03.24

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入学式などで着用する「振り袖」。買う人とレンタルする人はどちらが多い? 買う場合の相場はどのくらい?
入学式や成人式などで着用する「振り袖」ですが、高額なため、購入するかレンタルするかで迷っている方も多いのではないでしょうか。
 
本記事では、振り袖の購入とレンタルどちらが多いのかをはじめ、それぞれの費用相場やメリット・デメリットについて解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

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振り袖は購入とレンタルどちらが多い?

振袖を準備する際、多くの人が「購入」と「レンタル」のどちらを選ぶべきか悩む方も少なくないでしょう。
 
傾向としては、レンタルを選ぶ人が増えているといわれています。その理由の1つが、経済的な負担です。成人式のためだけに高価な振袖を購入するよりも、比較的安価で済むレンタルを選ぶ人が多いのです。
 
一方で、家族が伝統を重んじる場合や、何度も着用する機会がある場合には購入が選ばれています。また、母親やが持っている振袖を活用する「ママ振り(母の振袖)」も増えており、新規に購入する人の割合は以前よりも減少傾向となっているのが特徴です。
 

振り袖購入のメリット・デメリット

振袖を購入する最大のメリットは、「自分だけの1着を持てること」です。レンタルではデザインが限られますが、購入すれば好みの柄や色を選べるうえに、自分のサイズに合わせた仕立てが可能です。
 
また、成人式だけでなく、結婚式の参列や卒業式のはかまに合わせるなど、何度も着る機会があれば、購入の方が結果的にお得になることもあります。
 
もう一つのメリットは、思い出として残せることです。親が娘のために振袖を選ぶのは、家族の愛情を感じる大切な機会でもあります。将来、娘や孫に譲ることもでき、世代を超えて受け継げるのも魅力です。
 
しかし、デメリットもあります。まず、高額な費用がかかる点です。振袖本体だけでなく、帯や小物、草履などをそろえると、さらに費用は高額になります。また、着る機会が少ないと、価格に見合わない買い物になってしまうかもしれません。
 
さらに、着物は保管やメンテナンスに気を遣わなくてはならず、適切に管理しないとカビやシミが発生する可能性もあります。
 

振り袖レンタルのメリット・デメリット

レンタルの最大のメリットは、費用を抑えられることです。成人式のためだけに振袖を用意する場合、購入よりもレンタルの方が圧倒的に安く済みます。レンタル料金は10万~30万円程度が相場で、着付けやヘアメイクがセットになっているプランも多く、トータルの料金を抑えられるのが魅力です。
 
また、保管の手間がかからないのも大きな利点です。着用後にクリーニングする必要がなく、レンタル会社がメンテナンスしてくれるため、カビの発生などの心配もありません。
 
さらに、最新のデザインやトレンドの柄を選べる点もレンタルのメリットです。購入すると何年も同じ振袖を着ることになりますが、レンタルなら毎回違う振袖を選ぶことができます。
 
デメリットとして挙げられるのは、人気のデザインは予約が埋まりやすく、希望の振袖を借りられない恐れがあることです。また、レンタル品は他の人も使用しているため、新品ではない点に抵抗を感じる人もいます。さらに、レンタル期間が決まっており、長期間の利用が難しいこともデメリットの1つです。
 

振り袖の購入とレンタルそれぞれの相場

振袖の購入とレンタルの相場を比較すると、大きな価格差があることが分かります。
 
振り袖を購入する場合は、10~80万円程度かかり、帯びやショール、バッグなどの小物によってはさらに高額となります。一方でレンタルする場合は、小物がセットになったレンタルプランで数万~30万円程度です。振り袖のみのレンタルを行っている店舗では、さらに費用が抑えられるでしょう。
 
このように、購入とレンタルでは費用に大きな違いがあります。購入の場合は高額ですが、長期的に何度も着ることで費用対効果が上がります。一方で、レンタルは1度きりの着用には最適ですが、頻繁に着る場合には割高になる点に注意が必要です。自分のライフスタイルに合わせて、どちらがよいかを判断してください。
 

自分に合った選択をしよう

振袖の購入とレンタルにはそれぞれメリット・デメリットがあり、着用頻度や予算、家族の意向を考慮して選択することが重要です。
 
入学式だけの利用であればレンタルが手軽ですが、卒業式や結婚式など今後も振袖を着る機会があるなら購入も視野に入れるとよいでしょう。振袖の相場や必要なアイテムを把握したうえで、自分にとって最適な方法を選び、特別な一日をより思い出深いものにしてください。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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