40代の新婚夫婦。妻が私の両親に「3万円」のプレゼントを毎年贈ってくれますが、家計の負担になっています。「これが普通」とのことですが、こんなにあげるものでしょうか? 一般的な予算感とは?
配信日: 2025.03.31

毎年欠かさず高額な品を贈る家庭もあれば、贈ったことがないという家庭もあり、どれが正解とは一概に言えません。しかし、家計の状況によってはプレゼントが負担になる場合もあるでしょう。
今回は、世間の人々が親にいくらくらいの誕生日プレゼントを贈っているのかを調査データをもとに解説し、夫婦それぞれの気持ちを尊重しながら、負担にならないプレゼントの選び方について提案します。

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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親へのプレゼント、8割の人は「1万円以下」
トータルボディケアブランドを展開する株式会社ドリームファクトリーが実施した両親へのプレゼントに関する調査によると、25歳~40歳の男女513名のうち約8割が、親へのプレゼントの予算は「5000円未満」または「1万円程度」と回答しました(図表1)。
また、「3万円以上」と答えた人はわずか6%にとどまり、およそ9割の人が2万円程度までの予算で考えていることが分かります。
図表1
株式会社ドリームファクトリー 25歳~40歳男女500名に聞いた「両親へのプレゼント」に関する調査
さらに、親に贈るプレゼントの内容については、「スイーツ・食品」(45%)、「洋服・ファッション雑貨」(26%)が上位にランクインしました。
比較的手軽で喜ばれやすいアイテムが選ばれる傾向にあり、高価なプレゼントよりも日常的に楽しめるものが人気であることがうかがえます。
図表2
株式会社ドリームファクトリー 「両親へのプレゼント」に関するインターネット調査(PR TIMES)
調査結果からも、親へのプレゼントは必ずしも高額である必要はなく、多くの人が手頃な価格帯でプレゼントを選んでいることが分かります。
「これが普通」は人それぞれ
今回の調査結果からは、妻の「3万円のプレゼントが普通」という認識は、一般的な相場と比較するとやや高めと言えるでしょう。しかし、これは必ずしも妻が間違っているわけではありません。
「親孝行」の考え方は、家庭の文化や育った環境によって大きく異なります。例えば妻の実家では、家族の誕生日や記念日には高額なプレゼントを贈るのが習慣になっていたのかもしれません。そうした環境で育った妻にとって「3万円のプレゼント」はごく自然なことなのでしょう。
しかし一方で、高価なプレゼントをもらう側の夫の両親も、お返しの負担を感じてしまう可能性があります。また家計への影響を考えると、毎年続けることが難しくなることも考えられます。
夫婦で異なる価値観を持っている場合は、お互いに歩み寄ることが大切です。
妻の気持ちと予算を両立できる解決策を見つけよう
「親孝行したい」という妻の気持ちも大切にしつつ、家計の負担を減らすために、以下のような解決策を検討してみましょう。
(1)高額なプレゼントから、体験型ギフトに切り替える
物を贈るのではなく、一緒に食事をする、旅行に行くなどの体験型ギフトに切り替えることで、無理のない範囲で感謝を伝えられます。親にとっても一緒に過ごす時間は何よりのプレゼントになることが多いものです。
(2)きょうだいと連名でプレゼントを贈る
きょうだいがいる場合は、連名でプレゼントを贈るという方法もあります。例えば「両親への食事代をきょうだいで分担する」「家電をきょうだいで折半して贈る」など、予算を分けることで負担を軽減できます。
(3) 持ち寄り形式の食事会を開く
今回の調査では、スイーツ・食品が最も多く選ばれたプレゼントでした。そこで、持ち寄り形式の食事会を企画するのも1つの方法です。親の好きな食べ物を用意し家族で集まれば、高額なプレゼントを贈らなくても心のこもった時間を過ごせます。
まとめ:大切なのは金額よりも気持ち
今回の調査では、98%の人が何らかの形で両親にプレゼントを贈っていることが分かりました。つまり、多くの人が親への感謝を表しているということでしょう。
しかし、感謝の伝え方は人それぞれ。金額ではなく、親が喜んでくれる方法を選ぶことが大切です。妻の価値観を尊重しながらも、家計に負担がかからない形で続けられる親孝行を夫婦で話し合って見つけていきましょう。
出典
株式会社ドリームファクトリー 「両親へのプレゼント」に関するインターネット調査(PR TIMES)
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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