飛行機の「ファーストクラス」の「料金」はどれくらい? 「エコノミークラス」とどれだけ違うの?
そこで今回は、国内線・国際線のファーストクラスの料金や、ファーストクラスを安く利用する方法について解説します。
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ファーストクラスの料金はどれくらい?
国内線と国際線では、料金体系が大きく異なるようです。主要路線での具体的な料金を比較しながら、それぞれの特徴を紹介します。航空会社によってサービス内容や料金設定が異なるため、ぜひ参考にしてください。
国内線ファーストクラスの料金
JALとANAでは、上級クラスの呼び方が異なるようです。JALは「ファーストクラス」、ANAは「プレミアムクラス」という名称をそれぞれ採用しています。
例として、JAL(国内線)のエコノミーとファーストクラスの4月1日時点での料金を以下の表1にまとめました。なお、料金は片道分です。
表1
| 路線 | エコノミー | ファースト | 差額 |
|---|---|---|---|
| 羽田-伊丹 | 3万2800円 | 4万7540円 | 1万4740円 |
| 羽田-新千歳 | 4万8340円 | 6万6710円 | 1万8370円 |
| 羽田-福岡 | 5万2810円 | 7万1510円 | 1万8700円 |
※日本航空株式会社「国内線 空席照会・予約」を基に筆者作成
国際線ファーストクラスの料金
国際線のエコノミークラスとファーストクラスの料金には、大きな差があるようです。料金は到着地によっても前後しますが、JALの場合、エコノミークラスが10万円台で利用できるのに対し、ファーストクラスは150万円程度からとされているようです。
ファーストクラスを安く利用する方法
ファーストクラスの料金は高額な傾向がありますが、安く利用できる可能性もあるようです。
マイルを利用
マイレージプログラムを活用することで、ファーストクラスを利用できる場合があります。必要なマイルは到着地によって異なりますが、飛行機の利用だけでなく、クレジットカードを利用することで普段のショッピングの際にもマイルをためることができるため、計画的な利用で夢の上級クラスも現実のものになるかもしれません。
当日のアップグレードを利用
フライト当日に空席がある場合は、ファーストクラスへのアップグレードが可能な場合があるようです。国内線の場合、1万〜1万5000円程度で上級クラスを体験できるとされています。ただし、空席状況に左右されるため、確実な方法とはいえないことに注意しましょう。
ファーストクラスで快適な空の旅を
ファーストクラスの料金は高額ではありますが、その価値は料金だけでは計れないサービスの質にあります。優雅な専用ラウンジや広々とした座席が用意されており、特別な空の旅を体験できます。
マイレージプログラムや株主優待券の活用、当日アップグレードなどを組み合わせることで、ファーストクラスでぜいたくな体験を得られるでしょう。
出典
日本航空株式会社 国内線 空席照会・予約
日本航空株式会社 当日アップグレード
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
