パソコンの購入を検討していますが、本命の「Macbook」は20万円以上……。安いパソコンとなにが違うのでしょうか?
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目次
「MacBook」と「Windows」はそもそも何が違う?
MacBookとWindowsでは、パソコンを動かすための「OS」がそもそも異なります。MacBookは「macOS」、Windowsは「Windows」がパソコンに組み込まれており、それぞれ異なる動作環境や特徴を持っています。
例えば、キーボードやマウスの動きを認識して出力したり、インターネットブラウザやペイントソフトなどの「アプリケーション」を動作させたりということもOSによって動作します。
「macOS」はApple社が外装であるハードウェアとOSをはじめとしたソフトウェアの双方を開発しているため、操作性や安定性の高さが優秀とされています。
一方で、「Windows」はさまざまなメーカーが開発に参入しているため販売メーカーも多種多様であり、幅広い選択肢から機能や価格に合わせた機種を選べるメリットがあります。
「MacBook」は安い価格帯では16万円台から、「Windows」はメーカーごとにさまざま
では、macOSを組み込んだApple社の「MacBook」とWindowsのパソコンは、具体的にどの程度価格差があるのでしょうか。まずは、Apple社の公式サイトを参考に、Macパソコンの代表的な機種の価格を表1にまとめました。
表1
| 販売名 | 価格(税込み) |
|---|---|
| MacBook Air(13インチ) | 16万4800円~ |
| MacBook Air(15インチ) | 19万8800円~ |
| MacBook Pro(14インチ) | 24万8800円~ |
| MacBook Pro(16インチ) | 39万8800円~ |
| iMac | 19万8800円~ |
※参考資料を基に筆者作成
続いて、WindowsのOSを搭載したパソコンの価格を一部抜粋し、表2にまとめました。
表2
| メーカー | 販売名 | 価格(税込み) |
|---|---|---|
| HP | 14-em | 4万2800円~ |
| HP | Pavilion Aero 13-bg | 10万9800円~ |
| 富士通 | FMV Lite WA1/J2 | 8万9800円~ |
| 富士通 | LIFEBOOK WA3/J3 | 12万4500円~ |
| VAIO | SX14-R | 23万9800円~ |
※参考資料を基に筆者作成
比較すると、Macのパソコンはもっとも安い価格帯で16万円台なのに対し、Windowsのエントリーモデルのパソコンは4万円台からというモデルもありました。このように、Windowsのほうが価格や性能の差が顕著で、裏を返すと豊富な選択肢から選びやすいことが分かります。
コスパと使用用途を考えるなら「Windows」のほうが無難
表1,表2で比較したとおり、MacBookは「性能は抑えめでいいので安いパソコンがほしい」というニーズに応えるのは難しく、一貫してハードウェア、ソフトウェアともに品質の高い製品を販売しています。
もし調べものなどのブラウザ閲覧などがメインで、それほど容量を必要とする使い方をしないのであれば、Windowsの安価なモデルでも問題がないかもしれません。
また株式会社マイナビが発表したデータによると、大学生に対し購入したパソコンを尋ねたところ、Windowsと回答した方の割合は86.3%にものぼりました。「大学で推奨されていたから」「周りにも使っている人がいるから」といった理由が多く、トラブルがあった際に周りに聞きやすいという点もメリットといえるでしょう。
まとめ
負荷のかかるソフトウェアやゲームなどを思いっきり活用したいという人は、少し奮発して高いパソコンを買ってもいいでしょう。しかし、ブラウザを使用したり音楽を聴いたりする程度という使い方であれば、そこまで高性能のパソコンを使わなくてもいいかもしれません。
出典
Apple社
新しいMacBook Airのモデルを選ぶ。
新しいMacBook Proのモデルを選ぶ。
新しいiMacのモデルを選ぶ。
株式会社マイナビ 大学生のパソコン選び、Windows派、Mac派の割合は?購入する際「機能・性能」「メモリの容量」「処理能力・処理速度」を重視する傾向?|大学生に聞いた【パソコン購入事情】
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
