「iPhone」vs「Android」日本で利用者が多いのは? 全体では「Android」がやや多いも、10代~20代では「iPhone」が多数派に! それぞれの価格も比較
配信日: 2025.04.29


執筆者:小林裕(こばやし ゆう)
FP1級技能士、宅地建物取引士、プライマリー・プライベートバンカー、事業承継・M&Aエキスパート
iPhoneとAndroidの利用者の割合
GMOリサーチ&AI株式会社が2023年に発表した、全国の15~69歳の男女5000名を対象にスマートフォンの種類やメリット・デメリットについての調査によると、「iPhone(iOS)」派が47.0%、「Android」派が52.9%、「その他」0.1%となり、Android派が若干多い結果となっています。
これを、年代・性別に分けて見ると、10代女性の69.3%、20代女性の71.9%とともに約7割がiPhone(iOS)を利用しており、10代男性の62.4%、20代男性の57.7%もiPhoneを利用と、10代~20代では男女ともにiPhone(iOS)の利用者が過半数以上を占めています。
一方、40代~60代では、男女ともAndroidユーザーのほうが多い結果となっています。特に、30代~60代の男性の約6割以上はAndroidを利用しており、中高年の男性はAndroid派が多いようです。
調査タイトル:ライフスタイルについてのアンケート
調査対象:全国15~69歳男女
調査期間:2022年11月29日(火)~2022年11月30日(水)
調査方法:インターネット調査
調査主体:GMOリサーチ&AI株式会社
iPhoneとAndroidそれぞれの価格
iPhoneは毎年9月~10月に新シリーズが発表・発売されますが、2024年9月に発売されたiPhone16(256GB)の価格は「13万9800円」、iPhone16 Pro(256GB)の価格は「17万4800円」です。
一方、Androidは多くの機種が発売されており、性能や値段もさまざまです。2万円台のローエンドスマホと呼ばれる製品から、2024年に発売されたGalaxy S24 Ultra(256GB)のように、「18万9700円」といったハイエンドスマホと呼ばれる製品もあります。
なお、これら本体価格は本記事執筆時点のメーカー公式サイト掲載のもので、各キャリアによっては異なる価格設定がされている場合があります。
iPhoneを選ぶ場合のメリット
iPhoneを選ぶ場合の主なメリットは「比較的分かりやすい操作性」と「同社の他デバイスと同期しやすい点」です。
また、iPhoneアプリはAndroidアプリと比べ、ダウンロードストア(App Store)での審査が厳しいため、比較的安全性が高いようです。アプリからのウイルス感染などのリスクを抑えることができるといわれているため、安心感をもっている人も多いでしょう。
Androidを選ぶ場合のメリット
Androidを選ぶ場合の主なメリットは、「価格や機能、デザインから選べるラインナップの豊富さ」です。安価なモデルから高性能なモデルまで、幅広い価格帯で検討できますし、カメラや音質、ディスプレイの画質、機種のデザインなど、iPhoneと比べて豊富な選択肢があります。
まとめ
「iPhone」と「Android」の利用比率を比較すると、「iPhone」が47.0%、「Android」が52.9%となっており、「Android」のほうがやや利用者が多いようです。
しかし、10~20代では「iPhone」の利用者が多く、10代女性の69.3%、20代女性の71.9%、10代男性の62.4%、20代男性の57.7%が「iPhone」を利用しています。
「iPhone」と「Android」は、それぞれメリットが異なります。価格面なども考慮した上でどちらを購入するのかを検討してください。
出典
GMOリサーチ&AI株式会社 Qプラス iPhone vs Android!人気の秘密を徹底解明
執筆者:小林裕
FP1級技能士、宅地建物取引士、プライマリー・プライベートバンカー、事業承継・M&Aエキスパート