コンビニのコーヒーが好きで毎朝出勤前に購入しているのですが、自宅からコーヒーを持って行く場合と比べどれくらいコストがかかっているのでしょうか?
配信日: 2025.04.29

本記事では、コンビニのコーヒーと自宅で作るコーヒーにかかるそれぞれのコストや、コーヒーを自宅で作るメリットについて紹介します。

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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コンビニのコーヒーと自宅で作るコーヒーにかかるコスト
まずは、コンビニのコーヒーと自宅で作るコーヒーにかかるコストをそれぞれ見ていきましょう。本章では、コンビニのコーヒーとインスタントコーヒーの価格を比較していきます。
コンビニのコーヒーにかかるコスト
大手3社のコンビニが販売している、シンプルなホットコーヒーの最も小さいサイズコーヒーの価格は120~140円です。平均すると130円になります。
コンビニのコーヒーにはシンプルなコーヒー以外にも、カフェモカやカフェラテなどさまざまな種類があります。それぞれ値段は異なりますが、シンプルなコーヒーは最も安価な傾向があります。
自宅で作るコーヒーにかかるコスト
次に、市販のインスタントコーヒーを1杯作るのにかかるコストを比較してみましょう。インスタントコーヒーはさまざまなタイプがありますが、80グラム入りの瓶のタイプは600~800円程度で販売されています。
また、一般社団法人全日本コーヒー協会によると、インスタントコーヒー1杯に使用する量は約2グラムとされています。ここでは80グラムで800円のコーヒーを2グラム使用と仮定すると、1杯あたりの価格は20円になります。
このほかに水やガス代などがありますが、1杯あたりでは数円程度です。ただし、今回試算した価格は、使用するコーヒーによって異なります。
自宅で作るコーヒーはコンビニのコーヒーよりも低コスト
上記からコンビニのコーヒー1杯130円、自宅で作るコーヒーのコストは1杯20円とすると、自宅で作るコーヒーのほうが110円安く、コンビニのコーヒーよりもコストを抑えられます。
また、月22日出勤として自宅でコーヒーを作って職場に持参する場合のコストは440円であるのに対し、コンビニのコーヒーにかかるコストは2860円です。1ヶ月で2420円の差が出るため、節約するには自宅でコーヒーを作ったほうがよいといえます。
自宅で作るコーヒーのメリット
節約のため、自宅でコーヒーを作って職場に持参することを検討する人もいるかもしれません。自宅でコーヒーを作るメリットには、価格以外にもさまざまなものが挙げられます。本章では、自宅でコーヒーを作るメリットを紹介します。
種類が豊富で選ぶのが楽しい
自宅で作るコーヒーは、コンビニのコーヒーよりも多くの種類から選べる点がメリットです。市販のインスタントコーヒーやドリップコーヒーにはさまざまな味や香りがあり、好みや気分に合わせて楽しめるのも魅力です。
また、豆をこだわって選ぶことも、毎朝の楽しみが増えるといえます。コーヒーショップではさまざまな豆の特徴や香りが表示されているため、気になる人は一度訪れてみるとよいでしょう。
好みの味に調整しやすい
コンビニのコーヒーは味の調整が難しい場合もありますが、自宅で作るコーヒーは味の調整がしやすい点がメリットです。甘めが好きな人はミルクや砂糖をたっぷり入れたり、濃いめが好きな人は通常よりも濃く入れたりと、自分好みの味を気軽に作れる点が魅力です。
また、カフェラテやカフェオレを簡単に作れるベースも販売されており、好みのコーヒーをいつでも作れるでしょう。
貯金に回せる金額が増える
自宅で作るコーヒーは、コンビニのコーヒーよりも価格が安いため、貯金に回せる金額が増えます。前述の例で考えると、コンビニのコーヒーと自宅で作るコーヒーの価格差は110円であるため、1年間で約2万9000円もの差が生じます。貯金や節約をしたい場合は、自宅でコーヒーを作って持参する方法がおすすめです。
節約したいならコーヒーは自宅で作るほうがお得
コンビニで購入するコーヒー代を節約したいなら、自宅でコーヒーを作って持参するほうが安く済みます。年間で約2万9000円の節約ができるため、家計に余裕が生まれやすいといえるでしょう。
また、好みの味や種類を選べる楽しさもあるため、自分好みの味わいに調整したコーヒーを飲める点も、自宅でコーヒーを作るよさであるといえるでしょう。
出典
一般社団法人全日本コーヒー協会 インスタントコーヒー入門 インスタントコーヒーの入れ方
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー