アンケートに答えて「500円」分のQUOカードをもらいました。QUOカードって現金化できるのでしょうか?
本記事では、QUOカードの売却方法や注意点について解説し、QUOカードを使えるお店や使い方も紹介します。
ファイナンシャルプランナー
FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。
編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。
FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。
このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。
私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。
QUOカードは換金できるのか
QUOカードとは、1987年に誕生したギフトカード(商品券)です。全国約6万店の身近なお店で簡単に使えます。
QUOカードには、カードタイプの「QUOカード」と、スマホで使える「QUOカードPay」があります。QUOカードは300円~1万円までの額面とさまざまなデザインを選べるほか、好きなデザインやメッセージをカスタマイズ可能です。
QUOカードPayは、50円~10万円まで自由に金額を設定でき、URLを送付することで相手に贈れます。既存デザインのなかから選択したり、自分で写真やメッセージを入れたりするデザインにもアレンジ可能です。
なお、QUOカード利用約款に、「発行元は、カードの現金との引換えをいたしません」「カードは換金又は転売してはいけません」と記載されています。したがって、一度入手したQUOカードやQUOカードPayは、金額にかかわらず発行元と直接現金の引き換えをすることはできません。
QUOカードの使い方
QUOカードは、全国約6万点のお店で使えます。主な利用店舗は、以下のとおりです。
●コンビニエンスストア
●ドラッグストア
●ホームセンター
●カフェやレストラン
●書店やCDショップ
●ガソリンスタンド
QUOカードは、取扱店ステッカーのあるお店で利用可能です。具体的にどの店舗で使えるかは、公式サイトでも確認できます。
QUOカードの使い方は簡単です。カードタイプのQUOカードの場合は、レジで出すだけで支払いができます。
QUOカードPayの場合は、届いたURLを開いてバーコードを表示させます。お店の人に、バーコードを読み取ってもらうことで支払いが完了します。どちらも、サインや本人確認は不要で、残高があるかぎり何回でも利用できます。残高が足りない分は現金を追加したり、別のQUOカードを使ったりして支払えます。
QUOカードは、特定のものを除き有効期限はありません。有効期限がある場合は、カードの裏面に記載されています。しかしQUOカードPayの場合は、発行日から最長3年の有効期限があります。期限切れのQUOカードpayは使用できなくなるため、URLを開いて確認しておきましょう。
QUOカードを現金化する方法
前述のとおり、QUOカードを発行元と直接現金の引き換えはできませんが、QUOカードを売却することは可能です。売却できる場所は以下のとおりです。
●金券ショップ
●買い取り業者
●リサイクルショップ
●ネットオークション
QUOカードは、切手やチケットなどを取り扱う金券ショップや金券を取り扱っている、リサイクルショップや買い取り業者にて売却できます。
ただし、この場合は額面よりも安く売れる可能性が高いです。また、コンビニ発行のものや使用期限があるもの、使用履歴があるQUOカードは買い取りが難しいとされているほか、QUOカードの買い取り自体に対応していないケースも多くあります。
また、ネットオークションでは価格を自由に設定できるため、人気のあるデザインであれば金券ショップ等よりも高い値段で売れる可能性もあります。ただし、出品手数料や送料などがかかるうえ、すぐに売れるともかぎらず手間がかかる点に注意しましょう。
ネットオークションと似たサービスにフリマアプリがありますが、フリマアプリでは出品が禁じられているケースが多いです。フリマアプリでは、現金・金券類・カード類といった、金銭と同等に扱われるもの全般の出品が禁止されています。
また、QUOカードPayも買い取り専門サイトなら売却可能です。ただし、対応していない業者も多いため、事前に確認しましょう。
QUOカードは売却よりも利用したほうがお得
QUOカードは全国約6万点のお店で、現金のように使える手軽なギフトカードです。
ただし、発行元と直接現金の引き換えをすることはできません。どうしても現金に換えたい場合は、金券ショップ等で売却することもできます。
しかし、額面よりも安くなる、買い取り不可のケースもあるといったデメリットもあるため、自分で利用したほうがお得といえるでしょう。ぜひ近くの使えるお店を探して、利用してください。
出典
株式会社クオカード 個人のお客さま
株式会社クオカード QUOカード利用約款
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
