世帯年収500万円の3人家族です。持っていると割引を受けられる「子育て支援パスポート」があると聞いたのですが、どうすれば発行してもらえるでしょうか?

配信日: 2025.05.14 更新日: 2025.09.26
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世帯年収500万円の3人家族です。持っていると割引を受けられる「子育て支援パスポート」があると聞いたのですが、どうすれば発行してもらえるでしょうか?
子育て世帯を支援するための「子育て支援パスポート」とは具体的にどのようなものなのか、気になっている人もいるでしょう。
 
持っているとさまざまなサービスを受けられるため、自分は対象になるのか、どのように発行してもらえるのかなど、確認しておくことをおすすめします。
 
本記事では、子育て支援パスポートを持っているとサービスを受けられる場所や、発行してもらうための手順などをご紹介します。
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「子育て支援パスポート」とは?

子育て支援パスポートとは、社会全体で子育て世帯を支えることをおもな目的とした子育て支援事業の一環として発行されるものを指します。
 
発行元となるのは自治体で、サービス内容や対象者の要件などは自治体や店舗によって異なります。そのため、詳しくは自分が住んでいる自治体のホームページなどで確認する必要があります。
 
例えば、こども家庭庁の資料によると、東京都では「18歳以下の子どもがいる世帯」が対象となりますが、北海道では「小学生以下の子どもがいる世帯」、秋田県では「中学生以下の子どもがいる世帯」となっているほか、妊婦も対象となるかどうかなども自治体によって異なるので確認しておきましょう。
 
また、2017年からは47都道府県での相互利用が可能となり、旅行や帰省の際にもサービスを受けられるようになりました。
 

「子育て支援パスポート」を持っていると受けられるサービス

子育て支援パスポートを持っていると、以下のようなサービスを受けられる場合があります。
 

【乳幼児連れの外出サポート】
・授乳やおむつ交換のための場所の提供
・ミルクのお湯の提供
・トイレにベビーキープ設置
・キッズスペースあり
・ベビーカー入店可能
・妊婦・乳幼児連れ優先駐車場あり

 

【サービスや割引】
・ポイント付加サービス
・各種割引優待サービス
・ローンなどの金利の優遇
・特典の提供

 
例えば東京都では、具体的に以下のようなサービスが提供されています。
 

・マクドナルド八王子オーパ店:ハッピーセットのチーズバーガーセットを特別価格で提供
・コメダ珈琲店三鷹上連雀店:小学生以下ミニソフトクリーム無料(保護者同伴時)
・ファンタジーキッズリゾート武蔵村山:新規会員1名無料

 
それぞれの自治体でもサービス内容を検索できる場合があるようなので、チェックしてみましょう。
 

「子育て支援パスポート」の発行方法

子育て支援パスポートの発行方法は、自治体によって異なります。
 
例えば東京都の場合、デジタルパスポートと紙パスポート・点字付きパスポートの3種類が用意されています。それぞれ以下の手順でパスポートの発行が可能です。
 

【デジタルパスポート】
・東京都福祉局が運営する子育て情報サイト「とうきょう子育てスイッチ」で利用者登録をするか、アプリをインストールしてパスポートを取得
 
【紙パスポート】
・区市町村庁舎などで配布しているチラシに印刷されているパスポートに必要事項を記入して切り離して使用
 
【点字パスポート】
・東京都福祉局のホームページからダウンロードした申込書に必要事項を記入し、郵送で申し込み

 
自分にあった方法で子育てパスポートを受け取りましょう。
 

子育て支援パスポートがあると、さまざまなサポートや割引サービスなどを受けられる|発行方法は自治体によるので確認を

子育て支援パスポートとは、自治体が発行している子育て世帯を支援するためのパスポートを指します。これがあるとさまざまなシーンでサポートや割引サービスなどを受けられるため、子育て中の人は自治体のホームページなどで内容を確認してみることをおすすめします。
 
対象要件やパスポートの発行方法などは自治体によって異なります。デジタルパスポートや紙パスポートなどから選べるようになっている自治体もあるようなので、使いやすいものをチェックしてみましょう。
 

出典

こどもまんなか こども家庭庁 令和6年度版 子育て支援パスポート事業 全国共通展開自治体 パスポート一覧
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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