【2025年6月5日】「Nintendo Switch 2」が発売決定! 日本と海外で値段が違うらしいけど、その理由は?「価格差の背景」や違いを確認
なかでも話題になっているのが、「日本国内版」と「海外・多言語対応版」で価格が異なるという点。日本語にしか対応していないバージョンが安く、多言語に対応したモデルは高めの価格設定となっており、「なぜ同じ本体で価格が違うの?」とSNSでも多くの声が上がっています。
この記事では、Nintendo Switch 2の基本情報に触れつつ、価格差の背景とそれぞれの違いについて解説します。
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Nintendo Switch 2の基本スペックと注目ポイント
2025年5月10日時点で発表されているNintendo Switch 2の主な機能・仕様は以下のとおりです。
・有機ELディスプレイを採用した大型ディスプレイと高精細画面
・新型コントローラーによる機能拡充
・ゲームソフトを持っていない人と一緒に遊べるおすそわけ通信
・ボイスチャットやゲーム画面の共有が楽しめる新たな機能
本体のデザインやユーザーインターフェースも刷新されており、携帯モード・テレビモード・テーブルモードといった従来の特徴は継承されながら、より充実した機能・仕様が実現されています。
なぜ日本版と海外版で価格が違う? その理由とは
Nintendo Switch 2では、2種類のモデルが展開されています。1つが日本語/国内専用モデルで価格は4万9980円(税込)。もう1つのモデルが、日本語を含む16言語に対応した多言語対応版モデルで価格は6万9980円(税込)。その価格差は2万円です。見た目や性能はほぼ同じであるにもかかわらず、価格が異なる理由として、主に以下の点が挙げられます。
1.言語対応コストの違い
多言語対応モデルは、日本語だけでなく英語や中国語、韓国語など、いくつもの言語に対応しています。その分、ゲーム機の中にたくさんの言語設定を入れたり、使い方の説明やサポートの仕組みも言語ごとに作ったりする必要があります。
加えて、各国の法律や規格に対応するための認証取得やマニュアルの多言語展開など、周辺コストも増加します。こうした準備にお金と時間がかかるため、その分だけ値段も高くなっているのです。
2.サポート体制の違い
多言語モデルは、世界のいろいろな国の人が使うことを想定して作られています。そのため、例えば英語で質問できる窓口や、トラブル時の案内も複数の言語で用意されています。こうした国際的なサポート体制を整えるために、コストがかかっていて、それが価格に影響している部分もあるでしょう。
3.為替や販売戦略の影響
世界中の人が買いやすいように、それぞれの国の経済状況や通貨の違い(為替)も考えて価格が決められており、多言語モデルは、世界共通の価格に近づけて設定されているため、日本だけで使う日本語版よりも価格が高くなっていると考えられます。
また、昨今の円安をふまえると、海外価格をドル基準で設定した場合、日本国内では価格が割高に見えてしまいます。これも、日本語版と多言語版で価格差が生じる要因の一つです。
どちらを買うべきかはプレイスタイルに合わせて選ぶべし
国内利用を前提とする場合は、日本語版でまったく問題ありません。価格も抑えられており、日本国内での保証・サポートも充実しています。
一方、海外移住や留学・多言語ユーザーなど、グローバルな環境で利用する可能性がある人には、多言語対応版が安心です。自身のプレイスタイルに合わせてモデルを選びましょう。
出典
任天堂 Nintendo Switch 2 商品ラインナップ
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
