新幹線で夫の実家に帰省すると、夫婦で往復「約6万円」かかります。家計に痛手なので“半分”くらい義両親に出してもらっても大丈夫?「新幹線代」について相談するのはありでしょうか?
そのため、帰省するときには義両親に請求して新幹線代を負担してほしいと考える人もいるかもしれません。
本記事では、新幹線代を義両親に相談するべきかについて解説するので、気になる人は参考にしてください。
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新幹線代について相談するのはあり?
例えば、新大阪駅から東京駅までの新幹線代は、のぞみの指定席で1人片道1万4720円、夫婦では片道2万9440円、往復5万8880円かかります。年に1回の帰省でもけっこう大きな負担ですが、盆と年末年始の年2回なら費用は10万円を超えます。
ほかに帰省してからのレジャー費用や食費なども考えると、最終的にはかなりの金額になるでしょう。
負担が大きくて帰省が金銭的にきついと感じるなら、一度義両親に相談するのはありです。あるアンケート調査によると、親世帯が子世帯の帰省費用を負担している割合は約7割となっています。
具体的な負担額は、最終的にかかる費用や各家庭の経済状況によっても異なるでしょうが、一度帰省費用について負担が大きい旨を相談するのもおすすめです。
相談するときには、自分から言いにくいのであれば、義両親の子どもである夫から言ってもらうのがいいでしょう。義両親にお金のことを切り出すのはなかなか難しいかもしれませんが、一度話し合いをしないとこの先もずっと全額負担することになります。
新幹線代以外を負担のケースもある
家庭によっては、夫の兄弟姉妹が親と同居しているなどの理由から、帰省をしても実家には泊まれないケースも少なくありません。この場合はホテルなどに泊まる必要があるので、新幹線代+ホテル代と負担額はさらに大きくなります。
そのため、新幹線代は負担してくれなくても、ホテル代を負担してくれることがあるかもしれません。
家族が増えたら負担はさらに大きくなる
現在は夫婦2人だけでの帰省で、新幹線代が往復約6万円かかるかもしれませんが、子どもが生まれて家族が増えたら負担はさらに大きくなります。最初の頃は新幹線では膝の上に乗せていればよくても、大きくなれば乗車席の確保が必要です。
子どもが大きくなって大人料金がかかるようになれば、1人当たり約3万円がプラスされ、帰省の負担がさらに大きくなります。子どもが多ければさらに金額は増えるでしょう。
帰省費用が増えたときにも、義両親に相談して負担額の割合などを改めて決めるなどの工夫が求められます。
新幹線以外の方法も検討してみる
新幹線は短い時間で移動できるのが大きな魅力ですが、費用はどうしても高くなりやすい交通手段です。帰省するための方法は、夜行バスやフェリー、自動車などいろいろあります。
家族の人数が多くなると、公共交通機関を利用するよりも、自動車で移動したほうが費用的には抑えられるかもしれません。
まとめ
新幹線での帰省では往復約6万円と家計的に負担が大きい場合は、義両親に相談して一部負担を相談してみてください。たとえ半額でも負担をしてもらえるのであれば、帰省できる頻度を多くできることもあるでしょう。
具体的な話し合いは、自分だけでするのではなく、夫婦と義両親といった形でおこなうのがおすすめです。負担を感じる金額は、各家庭の状況によってそれぞれ異なります。納得できるように意見を出し合うのが大切といえるでしょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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