この時期は生ごみの臭いとコバエが気になる…「生ごみ処理機」の購入を検討していますが、レンタルした方がお得ですか?

配信日: 2025.06.12 更新日: 2025.09.26
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この時期は生ごみの臭いとコバエが気になる…「生ごみ処理機」の購入を検討していますが、レンタルした方がお得ですか?
梅雨時や夏場は気温と湿度が高く、生ごみの臭いやコバエに悩まされることが増えてきます。そんな問題を解消するアイテムとして注目されている製品が「生ごみ処理機」です。
 
今回の記事では、生ごみ処理機を導入するときに購入とレンタルのどちらを選ぶべきか、生ごみ処理機の活用に向いている家庭の特徴についてご紹介します。
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生ごみ処理機の購入費用とレンタル費用比較

表1は、主要メーカーが販売している家庭用生ごみ処理機の購入費用とレンタル費用を比較したものです。
 
表1

会社 購入費用
(税込み)
レンタル費用
(月額/税込み)
A社 11万7200円 48ヶ月まで:2600円
49ヶ月以降:330円
B社 4万1800円 2400円
C社 4万9500円 3200円

出典:参照サイトを基に筆者作成
 
生ごみ処理機は、安いものでも4万円台から、高価格の機種だと10万円以上するものもあります。
 
一方で、レンタルの場合は2000円台前半から3000円台前半が一般的です。初期費用が不要のため、「とりあえず使ってみたい」という方や、短期間の使用を想定している方には適しています。
 
さらに、レンタルには修理費や交換対応が含まれていることが多く、予期せぬ出費を避けられる点も安心材料です。
 
ただし、長期にわたり使い続ける場合はレンタル費用の総額が購入費用を上回るケースもあり、長期利用を前提とするなら購入した方が割安になる可能性があります。
 
例えばB社の生ごみ処理機の場合、18ヶ月レンタルすると合計金額が4万3200円となり、購入費用の4万1800円を超えてしまいます。そのため、18ヶ月を超えて継続的に生ごみ処理機を使用する場合は、初めから購入した方が経済的といえるでしょう。
 

生ごみ処理機に助成金を出している自治体もある

生ごみ処理機の活用は、家庭から出る生ごみの減量化や資源の循環につながるため、生ごみ処理機の導入に対して補助金を支給している自治体もあります。
 
例として、東京都千代田区では、家庭用生ごみ処理機の購入に上限3万円を補助しています。補助率は3分の2です。
 
このような制度を利用すれば、初期費用の負担を軽減することができます。生ごみ処理機の購入やレンタルを検討している場合は、お住まいの自治体のホームページで補助金の有無や申請条件を確認してみるといいでしょう。
 

生ごみ処理機の活用に向いているケース

生ごみ処理機は便利な家電製品ですが、全ての家庭にとって有用であるとは限りません。それぞれの家庭に、導入の向き不向きがあります。
 
例えば、毎日料理をして生ごみが多く出る家庭は、生ごみの臭いやコバエの発生をおさえるためにも生ごみ処理機の導入が有効です。
 
また、庭やベランダで家庭菜園をしている方にとっては、処理した生ごみを堆肥として活用できる点も魅力的です。
 
反対に、一人暮らしや外食中心の家庭では、生ごみがあまり出ないため、わざわざ生ごみ処理機を導入する必要性はないかもしれません。生ごみ処理機が気になる場合には、まずはレンタルで試してみるといいでしょう。
 

短期利用はレンタル、長期利用は購入がお得

生ごみ処理機を初めて導入する場合や、短期間だけ利用する場合はレンタルが適しています。一方で、長期的な利用や購入費用の一部を補助金で賄える場合には、購入の方がコストパフォーマンスがいい可能性もあります。
 
ライフスタイルや家族構成、自治体の補助金制度などを考慮しながら、自分に合ったスタイルで快適なキッチン環境を手に入れましょう。
 

出典

千代田区 家庭用生ごみ処理機購入助成制度のご案内
 
執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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