4人家族で水族館に行ったら2万もかかった!昔は1万円ほどでいけたはずなのに、値上がりしているのでしょうか?
本記事では、水族館の入館料は実際どれくらい値上げしたのか、また入館料が高くなった理由を解説し、水族館にお得に入館する方法までを紹介します。水族館に出かける予定がある方や、水族館をお得に利用する方法を知りたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
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目次
3000円以上値上がりした水族館も
昨今、ありとあらゆるものの値段が値上げされていますが、水族館の入館料はどうなっているのでしょうか。
ある水族館の202年4月時点の入館料は以下のとおりでした。
・大人(16歳以上):2400円
・子ども(6~15歳):1200円
・幼児(3歳以上):600円
大人2人・小学生2人の4人家族の場合、入館するために7200円必要でした。
2025年6月時点では、以下の料金体系に変更されています。
・大人(16歳以上):2700~3500円
・子ども(6~15歳):1400~1800円
・幼児(3歳以上):700~900円
※シーズンによって料金が異なる
大人2人・小学生2人の4人家族で、ハイシーズンに行った場合、入館料は1万600円必要です。そのため、2020年4月と比べると、入館料は3400円も多く支払わなければいけません。かなりの値上げといえるでしょう。
また、土日祝日に車で行った場合の駐車料金は、5時間までが30分毎に250円で、5時間を超えると30分毎に1500円かかります。仮に5時間の滞在だとしてもハイシーズンは、駐車料金と入館料で1万3100円必要です。
水族館の入館料値上がりの背景に、光熱費と餌代の高騰
水族館の入館料の値上がりの理由は、以下の二つがあります。
・光熱費の高騰
・餌代の値上げ
一つずつ解説します。
光熱費の高騰
入館料が値上がりした要因の一つ目は「光熱費の高騰」です。水族館は、365日24時間、生き物を管理し続けなければいけません。そのため、水道代や水中に空気を送り込むためのポンプを動かす電気代が常にかかる状態です。
また、魚たちは生き物のため、節約のために水道代や電気を止めるわけにはいきません。光熱費の高騰は、水族館運営に必要な経費を大幅に増大させます。
餌代の値上げ
入館料が値上がりした要因の二つ目は「餌代の高騰」です。水族館の生き物たちは、魚など同じ海の生き物が餌です。温暖化による環境変化で漁獲量の減少や、漁獲に必要な船を動かすための燃料代の高騰に比例して、餌も値上がりしています。
お得に水族館を楽しむ方法
入館料が高くなっても、お休みの日に水族館に出かけたい方もいるでしょう。入館料を安くする方法を三つ紹介します。
WEBチケットを予約する
WEBチケットを購入すると、お得に入館可能です。WEBチケットは、購入時に「事前購入割引」「予約サイトの特別割引」などの割引サービスが多くあります。
また、WEBチケットはチケット売り場で並ぶ手間や時間が必要ないため、入場もスムーズです。
年間パスを購入する
水族館によく行く場合、「年間パスポート」を購入するのがおすすめです。年間パスポートは一度購入すれば、1年間、何度でも入館できます。そのため、年間パスポートを持っていると、入館すればするほどお得です。
同じ水族館に何度も行く方は、年間パスポートの購入を検討しましょう。
各施設の割引サービスを活用する
施設によっては、以下のような割引サービスがあります。
・電車などの乗車券とのセット割引
・宿泊施設とのセット割引
・併設施設とのセット割引
・JAF会員割引
・バースデー割引
施設によって割引内容や条件、割引される金額は異なります。割引サービスが気になる方は、各施設の公式サイトをチェックしましょう。
光熱費・餌代の高騰で、水族館が値上がり! 年間パスや割引サービスの活用がおすすめ
水族館は、光熱費や餌代の高騰により入館料が値上がりしていることは事実です。水族館によっては数年前と比べ、4人家族で2000円以上の負担増となったことが分かりました。1人当たりは数百円の値上がりだとしても、家族で行くと入館料だけで大きな出費になるでしょう。
年間パスポートや各施設の割引サービスを活用すると、お得に水族館を利用できます。お得な割引サービスは、公式サイトでチェックできます。事前に公式サイトを確認してから、水族館に行くのがおすすめです。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
