押し入れを掃除していたら「長野オリンピック記念」の「1万円金貨」を発見! 買い取りに出したらどれくらいの「値段」になりますか?
配信日: 2025.07.05

今回は、長野オリンピック記念の1万円金貨の買い取り相場と、高く売るためのポイントを解説します。

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目次
長野オリンピック記念の「1万円金貨」の種類
長野オリンピック記念1万円金貨は純金製で、裏面のデザインには以下の3種類あるとされます。
・スキージャンプ
・フィギュアスケート
・スピードスケート
スキージャンプの金貨の発行は第一次となる1997年2月で、フィギュアスケートは第二次の1997年8月、スピードスケートは第三次の1998年2月に発行されたようです。3種類の発行時期は異なりますが、発行枚数は各5万5000枚で、金貨の種類による買い取り価格も変わらないケースがみられます。
「長野オリンピック記念」の「1万円金貨」の買い取り相場
長野オリンピック記念1万円金貨の買い取り相場は、表1の通りです。
表1
業者価格 | 一般店頭価格 | 一般宅配価格 |
---|---|---|
約26万円 | 約25万円以上 | 約25万円 |
※筆者作成
価格相場は買い取り方法によって異なることが分かります。なお、買い取り価格は常に変動しているため、最新の価格は買い取り業者に確認するとよいでしょう。
「長野オリンピック記念硬貨」の「1万円金貨」を高く売るためのポイント
長野オリンピック記念の1万円金貨を高く売るためには、購入時の状態から劣化しないように注意することがポイントです。
1万円金貨の表面に傷や汚れ、サビや変色があると、需要が下がり価値も損なわれる傾向があります。湿気や直射日光を避けて、風通しのよい場所で保管しましょう。ただし、汚れがついても自分で洗うと傷をつけてしまうおそれがあるため、避けた方がよいと場合があります。
また、長野オリンピック記念プルーフ貨幣セットの種類は「金貨のみ」「金・銀・白銅貨の3点セット」「銀・白銅貨の2点セット」の3通りです。セットで販売された記念硬貨は、内容が全てそろっている方が需要とともに価値も高まるでしょう。
さらに、記念硬貨にはケースや説明書がついており、こうした付属品もあった方が、価値が高まる可能性があるようです。
より高く売るためには保管を徹底し、セットや付属品をそろえたうえで、数社で査定するとよいでしょう。中には、他店よりも高額査定を心がけている業者もあるためです。
銀行での「1万円金貨」の交換は額面と同じになるため注意!
長野オリンピックを始めとした記念硬貨の価値は、額面金額の貨幣と同じですが、そのままでは使えないことがあるため、銀行の窓口で貨幣に交換してもらえます。
ただし、銀行で交換する場合は、あくまで額面通りの1万円として扱われる点に注意しましょう。長野オリンピック記念の1万円金貨は、種類や状態によっては価値が高まるとされているため、場合によっては損をするおそれがあります。
「1万円金貨」の買い取り相場は約25万~26万円
長野オリンピック記念1万円金貨の買い取り相場は25万~26万円ほどのようです。
ただし、硬貨の状態や売る場所などによって買い取り金額は変動します。高く売りたい場合は、保管の徹底やセットと付属品の内容をそろえてから、数社で査定した後、業者を選ぶとよいでしょう。
1万円金貨が高く売れるのか不安な人は、今回の内容を参考にしてください。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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