「夏休み」に「SUV」のレンタカーを1週間利用する予定です。繁忙期なので、総額「7万円」は覚悟するべきでしょうか？
その一方で、「1週間で総額いくらかかるのか？」と費用面が気になるのも自然なことです。中には「7万円くらい必要」といった話を耳にして、不安を感じる方もいるかもしれません。
この記事では、実際の料金相場と節約のポイントを整理し、解説します。
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目次
SUVを1週間レンタルした場合の料金相場
結論からいえば、SUVを1週間レンタルした場合、総額で約7万円は妥当なラインです。ただし、料金はレンタカー会社、車種クラスによって大きく変動します。
ニッポンレンタカーのSUVで一番価格の低い「J-Sクラス」（トヨタのヤリスクロス、ライズなど）は、通常期に7日間レンタルした場合、基本料金は7万2820円です。
一方、ニコニコレンタカーの「SUVクラス」は、7日間のウィークリープランで、通常期だと4万2900円となっており、約3万円もの価格差があります。
このように、車両のグレードや会社の料金体系によって費用は大きく異なります。
実際の支払額は、基本料金に各種費用が必要
レンタカー予約サイトで表示されるのは「基本料金」のみであることが一般的です。しかし、実際の支払額にはいろいろな追加費用が加わる点には注意する必要があるでしょう。
例えば、多くの人が加入する車両・対物事故免責額補償制度は、万が一の事故に備えるもので、1日あたり1100円〜2200円が目安です。1週間利用すれば、7700円〜1万5400円程度の追加が見込まれます。また、夏休みのような繁忙期には、基本料金に1日1000円前後のハイシーズン料金が加算されるケースもあるでしょう。
さらに、チャイルドシートやスキーキャリアなどのオプション装備を追加する場合にも、別料金が発生することがあります。出発営業所とは異なる場所に返却する「ワンウェイ返却サービス」を利用する際も同様で、事前の確認が重要です。これらの各種費用が、実際の支払額を考える上でのポイントになります。
繁忙期でのSUVレンタル費用をおさえるための3つの工夫
1週間で7万円は大きな出費と感じるかもしれません。以下の方法を検討することで、出費をおさえられる可能性があります。
1・「早割」適用やオンライン予約割り引きを活用する
レンタカー会社では、30日前や60日前予約で割り引きを受けられる早期予約割り引き制度を設けている場合があります。予約が早ければ早いほど割り引き率がアップする場合もあるため、予定が決まり次第予約するとよいでしょう。
また、Webサイトや公式アプリ経由で予約した場合、オンライン予約割り引きが受けられる会社があります。オンラインだとレンタカー会社の従業員を介さないため、手軽に予約することが可能です。
早期予約割り引きや、オンライン予約を活用することで得られる割り引きを活用しましょう。
2・平日スタート・返却で費用調整
休日や連休中のレンタルは高くなる傾向があります。平日出発・返却なら、平日割り引きといった基本料金が割安になるサービスが用意されている場合もあるようです。平日はレンタカーの需要が低くなるため生まれたサービスであるため、通常期に限定される可能性があります。
3・格安レンタカーを検討する
新車を使用していることが多いとされる大手レンタカー会社に対して、中古車を使用し料金を下げてサービス提供する格安レンタカーは、費用を大幅におさえたい人にとって有力な選択肢です。
年式が古い場合や多くの走行距離を走っている中古車両を使用しているため、レンタカーの状態が大手レンタカー会社の車両より劣る場合があります。しかし、コスト重視なら一考の価値があるでしょう。
夏休みにSUVを1週間レンタルした場合の7万円は妥当！ しかし工夫次第で費用をおさえられる可能性も
夏休みにSUVを1週間レンタルするなら、総額7万円は現実的な費用目安だといえますが、手のレンタカー会社でオプションや補償を付けた場合、さらに高くなるケースもあるでしょう。
ただし、格安レンタカーや早期予約を活用すれば、費用をおさえられる場合もあります。重要なのは料金だけでなく、車両の状態や補償内容、利便性なども含めてバランスよく判断することです。予算と条件を見極めたうえで、自分に合った最適なプランを見つけてください。
出典
ニッポンレンタカーサービス株式会社 SUV
株式会社レンタス 長期レンタル
執筆者：FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
