映画館の「プレミアボックスシート」に座ったら快適すぎて驚き!「3000円」かかったけど、隣と距離があるなら“妥当な価格”なの? 1人で複数席を予約できるかも確認
映画館の「プレミアボックスシート」の値段や魅力まで、隣と距離を置きたいときの映画鑑賞について解説します。
2級ファイナンシャルプランナー、AFP
一人で複数の座席を予約するのはアリかナシか
映画をゆったりと見たいがために、隣の席も確保してしまいたいと考える人は少なくありません。実際にインターネット予約であれば、システム上は一人で複数の座席を予約できます。
しかし、原則として推奨される行為ではありません。映画館の座席は、多くの人が映画を楽しむために提供されています。一人で複数席を占有してしまうと、ほかの見たい人が座れなくなる可能性があります。
隣を気にせず見たいのであれば、後記する「プレミアボックスシート」のような、最初からプライベート空間を確保できる座席を選ぶのが賢明です。
プレミアボックスシートとは
TOHOシネマズが提供する「プレミアボックスシート」は、快適さを追求した特別席です。長時間の鑑賞でも疲れやストレスを感じさせないよう、レザーシートが採用されています。
さらに、重厚な造りの木目調の肘掛、広々としたドリンクホルダー、そして荷物置きスペースまで完備されています。一般的な座席の約1.5倍の広さがあり、ゆったりと過ごせるのが特徴です。
シートが1席ずつ区切られていることも魅力的です。これにより、隣の席との間に適度な距離が生まれ、周囲を気にすることなく映画に没頭できます。
プレミアボックスシートで鑑賞する「3000円」の価値
気になるのは「プレミアボックスシート」の料金ではないでしょうか。一般的な鑑賞料金に加えて、ランクに応じた追加料金が発生します。例えば、TOHOシネマズ日比谷の場合、通常料金に追加料金を払って座ることができます。映画鑑賞料金が2000円、プレミアボックスシート1000円の場合、合計で3000円かかります。
では、このプレミアボックスシートでの鑑賞料3000円と、複数座席予約を比較してみましょう。仮に通常席で一番端の席を予約し、隣の席も確保しようとすると、2席分の料金、つまり4000円(一般料金2000円×2席)がかかります。プレミアボックスシートのほうが1000円安く、かつプライベート空間が確保されていることになります。
隣との距離を確保できるだけでなく、リッチな座り心地、広いスペース、そして荷物置きまで利用できることを考えれば、この追加料金は決して高くはないと感じる人も多いでしょう。
特に、集中して映画の世界に浸りたい、リラックスして鑑賞したいという人にとっては、3000円で得られる快適さとプライベート感は十分な価値があると言えるのではないでしょうか。
まとめ
映画館で隣を気にせず快適に映画を楽しみたいなら、一人で複数座席を予約するよりも「プレミアボックスシート」を選ぶのがおすすめです。
通常料金に追加料金は発生しますが、プレミアボックスシートの快適さを考えれば3000円という価格は十分に妥当だといえるでしょう。むしろ、2席分の料金を払うよりも経済的で、何よりも映画館が提供する正規のサービスなので、安心して利用できます。
たまにはぜいたくをして、「プレミアボックスシート」で最高の映画体験をしてみてはいかがでしょうか。
出典
TOHOシネマズ株式会社
執筆者 : 西村りえ
2級ファイナンシャルプランナー、AFP
