長年「10万円以上」するiPhoneを使ってきた私。少しでも節約したいのですが、「5万円」のAndroidはどのくらい使えるのでしょうか?
本記事では、一例としてiPhone 16シリーズの価格と主要なAndroidスマホの価格帯、5万円台のAndroidスマホの機能性や注意点などを解説します。
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iPhoneは廉価モデルでも「10万円程度」する
Appleの公式サイトによると、iPhone 16シリーズの廉価モデルであるiPhone 16e(128GB)の価格は税込み9万9800円です(2025年7月24日時点)。従来の廉価モデルはiPhone SEシリーズで、iPhone SE(第3世代)の128GBの価格は発売当時税込み6万3800円でした。両者を比較すると、3万6000円の値上げとなっています。
iPhoneの価格が高騰傾向にある理由として、品質や機能性が年々高くなっていることが挙げられます。また、日本の物価高や円安も価格高騰の一因です。Appleの公式サイトを基に、iPhone 16シリーズのモデル・容量別の税込み価格を表1にまとめました。
表1
| 128GB | 256GB | 512GB | 1TB | |
|---|---|---|---|---|
| iPhone 16e | 9万9800円 | 11万4800円 | 14万4800円 | - |
| iPhone 16 | 12万4800円 | 13万9800円 | 16万9800円 | - |
| iPhone 16 Plus | 13万9800円 | 15万4800円 | 18万4800円 | - |
| iPhone 16 Pro | 15万9800円 | 17万4800円 | 20万4800円 | 23万4800円 |
| iPhone 16 Pro Max | - | 18万9800円 | 21万9800円 | 24万9800円 |
※筆者作成(2025年7月24日時点)
Androidスマホはモデルによって価格帯もさまざま
AndroidスマホはiPhoneよりも価格帯が広く、メーカー直販のSIMフリーモデルだけでも価格はさまざまです。そのため、予算や必要な機能に合わせてメーカーやモデルを選べるでしょう。
各社の公式サイトを基に、現在販売されているSIMフリーモデルで最も安いモデルと最も高いモデルの税込み価格をメーカー別に表2にまとめました。
表2
| メーカー | 最も安いモデル | 最も高いモデル |
|---|---|---|
| Samsung(Galaxy) | 2万9900円(A25 5G/64GB) | 19万9800円(S25 Ultra/256GB) |
| Sony(Xperia) | 5万3900円(10 VI/ROM:128GB) | 20万4600円(1 VII/ROM:256GB) |
| SHARP(AQUOS) | 2万3980円(wish/ROM:64GB) | 19万4700円(R9 pro/ROM:512GB) |
※筆者作成(2025年7月24日時点)
安いAndroidスマホはどのくらい使える? 注意点は?
5万円台のAndroidスマホは標準的なモデルにあたると考えられるため、多くの人にとって十分な性能・機能を持っている可能性があります。通話・メール・LINE・SNSはもちろん、動画視聴や軽いゲームも問題なくこなせるでしょう。また、多種多様なモデルが販売されているため、自分の使い方に合ったスマホを選べます。
ただし、安価なモデルの多くは処理能力やカメラ・ディスプレイ性能が控え目な点に注意しましょう。生体認証機能や5G対応など搭載機能も少ない傾向です。
まとめ
iPhoneは、廉価モデルのiPhone 16e(128GB)でも税込み9万9800円で、最低でも10万円ほどかかります。一方、Androidスマホは価格帯が広く、今回調べた限りでは、最も安いモデルは2万円台から購入可能です。
5万円台のAndroidスマホは標準的なモデルにあたると考えられ、通話やSNSなどはもちろん、動画視聴や軽いゲームも問題なくこなせるでしょう。ただし、安価なモデルは処理能力やカメラ・ディスプレイ性能が控え目なケースが多く、搭載機能も少ない傾向のようです。
予算と自身の使い方に合わせてスマホのメーカーやモデルを選ぶとよいでしょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
