長年「10万円以上」するiPhoneを使ってきた私。少しでも節約したいのですが、「5万円」のAndroidはどのくらい使えるのでしょうか?

配信日: 2025.07.26 更新日: 2025.09.26
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長年「10万円以上」するiPhoneを使ってきた私。少しでも節約したいのですが、「5万円」のAndroidはどのくらい使えるのでしょうか?
近年、iPhoneの価格が高騰傾向にあります。それに伴いAndroidスマホへの移行を考えている人もいるでしょう。Androidスマホのなかには、5万円程度で買えるものもあるようですが、どのくらいの性能や機能を持っているのでしょうか。
 
本記事では、一例としてiPhone 16シリーズの価格と主要なAndroidスマホの価格帯、5万円台のAndroidスマホの機能性や注意点などを解説します。
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iPhoneは廉価モデルでも「10万円程度」する

Appleの公式サイトによると、iPhone 16シリーズの廉価モデルであるiPhone 16e(128GB)の価格は税込み9万9800円です(2025年7月24日時点)。従来の廉価モデルはiPhone SEシリーズで、iPhone SE(第3世代)の128GBの価格は発売当時税込み6万3800円でした。両者を比較すると、3万6000円の値上げとなっています。
 
iPhoneの価格が高騰傾向にある理由として、品質や機能性が年々高くなっていることが挙げられます。また、日本の物価高や円安も価格高騰の一因です。Appleの公式サイトを基に、iPhone 16シリーズのモデル・容量別の税込み価格を表1にまとめました。
 
表1

128GB 256GB 512GB 1TB
iPhone 16e 9万9800円 11万4800円 14万4800円
iPhone 16 12万4800円 13万9800円 16万9800円
iPhone 16 Plus 13万9800円 15万4800円 18万4800円
iPhone 16 Pro 15万9800円 17万4800円 20万4800円 23万4800円
iPhone 16 Pro Max 18万9800円 21万9800円 24万9800円

※筆者作成(2025年7月24日時点)
 

Androidスマホはモデルによって価格帯もさまざま

AndroidスマホはiPhoneよりも価格帯が広く、メーカー直販のSIMフリーモデルだけでも価格はさまざまです。そのため、予算や必要な機能に合わせてメーカーやモデルを選べるでしょう。
 
各社の公式サイトを基に、現在販売されているSIMフリーモデルで最も安いモデルと最も高いモデルの税込み価格をメーカー別に表2にまとめました。
 
表2

メーカー 最も安いモデル 最も高いモデル
Samsung(Galaxy) 2万9900円(A25 5G/64GB) 19万9800円(S25 Ultra/256GB)
Sony(Xperia) 5万3900円(10 VI/ROM:128GB) 20万4600円(1 VII/ROM:256GB)
SHARP(AQUOS) 2万3980円(wish/ROM:64GB) 19万4700円(R9 pro/ROM:512GB)

※筆者作成(2025年7月24日時点)
 

安いAndroidスマホはどのくらい使える? 注意点は?

5万円台のAndroidスマホは標準的なモデルにあたると考えられるため、多くの人にとって十分な性能・機能を持っている可能性があります。通話・メール・LINE・SNSはもちろん、動画視聴や軽いゲームも問題なくこなせるでしょう。また、多種多様なモデルが販売されているため、自分の使い方に合ったスマホを選べます。
 
ただし、安価なモデルの多くは処理能力やカメラ・ディスプレイ性能が控え目な点に注意しましょう。生体認証機能や5G対応など搭載機能も少ない傾向です。
 

まとめ

iPhoneは、廉価モデルのiPhone 16e(128GB)でも税込み9万9800円で、最低でも10万円ほどかかります。一方、Androidスマホは価格帯が広く、今回調べた限りでは、最も安いモデルは2万円台から購入可能です。
 
5万円台のAndroidスマホは標準的なモデルにあたると考えられ、通話やSNSなどはもちろん、動画視聴や軽いゲームも問題なくこなせるでしょう。ただし、安価なモデルは処理能力やカメラ・ディスプレイ性能が控え目なケースが多く、搭載機能も少ない傾向のようです。
 
予算と自身の使い方に合わせてスマホのメーカーやモデルを選ぶとよいでしょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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