子どもに「ピアノ・バレエ」を習わせているママ友。わが家もと思い“月謝”を聞いてビックリ! 習えるのは「お金持ち」だけなのでしょうか…?
本記事では、ピアノやバレエのレッスン代の相場や費用の抑え方などについて解説します。
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費用の相場
「ピアノとバレエを習うにはお金がかかる」という漠然としたイメージを持っている人は多いと思います。ただ、実際にどの程度お金がかかるかまで把握している人は少数派ではないでしょうか。以下では、ピアノとバレエ、それぞれの費用の相場について解説します。
ピアノの場合
ピアノのレッスンの月謝は、教室の規模によって異なります。
●大手ピアノ教室:5000円~8000円(月3~4回)
●中規模教室:8000円~2万円(月2~4回)
●個人教室:7000円~1万5000円(年40回)
なお、子どもの年齢や受講形態(グループ、マンツーマンなど)によっても月謝は変わります。
また、毎月かかる月謝以外にも、以下のような費用が必要に応じてかかります。
●入会金:2000円~1万円
●教材費:1000円~2万円
●発表会参加費:1万円
上記追加費用を知らずに入会してしまうと、思わぬ出費となってしまうこともあるため、必ず入会前に確認しておきましょう。さらにピアノを習う場合、自宅での練習用にピアノが必要になることが考えられるため、その点にも留意する必要があります。
バレエの場合
バレエのレッスン料も、教室の規模によって金額が変化します。
●個人経営:7000円~1万円(週1~2回)
●バレエ団付属:1万円~1万5000円(週1~2回)
レッスンの回数やクラスによっても月謝の金額は変わります。そして、バレエもピアノと同じように、レッスン料以外にさまざまな費用を用意する必要があります。
●練習着やバレエシューズ:1万円程度
●発表会参加費:10万円
練習着やシューズは、子どもの成長に合わせて何度か買い直すことも考えられます。そして、バレエで注目すべきは、発表会への参加費用です。これだけの金額がかかるのは、舞台費用や音響料、衣装代、出演料などが含まれているためです。
発表会参加費用は年齢やクラスによっても金額が変動するため、入会前に確認しておきましょう。
習いごとにかかる費用を抑える方法
通う教室次第ですが、ピアノもバレエも月謝が1万円以上かかるケースがあります。しかし、以下のような方法によって、レッスン料を抑えられる可能性があります。
レッスンの回数を減らす
月謝を抑えたい場合、レッスンの回数を減らすという方法があります。ただし、レッスンの回数を減らすと、それだけ練習時間が減ってしまうため、技術の習得ペースが遅くなる点に注意が必要です。
レッスンの回数を減らす前に必ず講師に相談して、レッスン計画の見直しを行う必要があるでしょう。
オンラインレッスンを利用する
オンラインレッスンを利用するのも、習いごとの費用を抑えられるおすすめの方法です。オンラインレッスンの場合、施設費や交通費がかからないため、通常のピアノ教室やバレエ教室よりも安く利用できることがほとんどです。
ただ、オンラインレッスンは事前に通信環境を整える必要があるほか、対面式より講師とのコミュニケーションが取りにくい点に注意が必要です。
レッスン代以外の費用も考慮して習うかどうか考えよう
ピアノやバレエを習う場合は、レッスン代もさることながら、レッスン代以外にかかる諸経費も安くありません。そのため、本格的に習うのであればある程度の覚悟が必要になります。
ただし、レッスンの回数を調整したり、オンラインレッスンを利用したりすれば、気軽な習いごとのレベルであれば十分始められます。気になる教室があれば、まずは連絡を入れて相談や体験をしてみるとよいでしょう。
出典
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執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
