ママ友とのランチは、いつも「2000円」以上! 家計的にキツイのですが「ファミレス」を提案するのはアリですか? 物価高の今、ランチ代の相場はいくらなのでしょうか?
本記事ではランチ代の相場はどれくらいなのか、ランチの回数が多く負担に感じた場合の対処法ついて解説します。
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ママ友とのランチ代の相場は1000円~2000円
ママ友と一緒にランチをするということで、平日のランチ時間帯に外食をする、と仮定しましょう。首都圏・関西圏・東海圏で、平日、働く人のランチの実態について株式会社リクルートが行った調査を見てみましょう。これによると、平日に外食した場合の予算は1250円で5年連続で増加しました。全体の平均は485円で、自炊もしくは弁当だと432円です。
ママ友のランチは、子育ての悩みを共有するなど、ゆっくり会話を楽しむ目的で開くことが多く、食事だけでなくドリンクやデザートを注文することもあります。子どもと一緒にお店に行った場合は、子どもの分の食事も必要です。そのため、会社員などを調査対象としたリクルートの調査と比べて予算がかさむ場合も考えられます。
このことから、ママ友とのランチ代の相場は1回1000~2000円ほどであると言えるでしょう。1度きりであればそこまで負担ではないかもしれませんが、週に1回など頻繁にママ友ランチ会が開催されると、月に1万円近くかかっている計算になりますね。
ママ友ランチを負担に感じている人もいる
ママ友とのランチ会は楽しい時間である一方、金銭的な理由や時間の制約など負担に感じる人もいます。しかし、子どもが絡んでいることから、ママ友との交友関係をないがしろにはできないと考えている人もいるようです。
1回1000円~2000円で月に数回ペースで開いたとしても、価値観や就労状況によっては大きな負担に感じてしまうかもしれません。
ママ友ランチでファミレスを提案するのはあり?
メニューの種類が豊富で、ドリンクバーもあってゆっくりできるファミレスは、ママ友ランチの定番スポットです。高価なランチが続いて負担に感じた場合は、ファミレスを使うか、回数を減らすように意識するのもおすすめです。ランチではなく、カフェで食事をとらずにママ会をするのも1回の支払いを抑えることができ、経済的な負担を減らせます。
ママ友とのランチを断る際は、「子どもの予定がある」「仕事が忙しい」など当たり障りのない理由を伝えれば、角を立てることなくママ友との関係を保つことができます。「うそも方便」という言葉もありますし、全てを正直に話す必要はありません。
ほどよい距離感でママ友付き合いをしよう
ママ友とのランチ会は、子育ての悩みを共有できたり、ちょっとした息抜きになったりするので楽しい時間であるものの、あまり頻繁に行われると、経済面でも精神面でもダメージになり得ます。しかし、ママ友との関係は、ないがしろにできるものではありません。
ママ友のランチ会が多くて困っているなら、ファミレスやカフェに行くよう促すか、数回に1度は断って回数を減らすなど、一定の距離をとることも1つの方法です。ママ友は子ども同士の仲にも関わってくることがあるので、ほどよい距離感でお付き合いしたいですね。
出典
株式会社リクルート 有職者のランチ実態調査(2025年3月実施)
執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部
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