夏休みに車で旅行へ!→「時間帯限定の一方通行」を見落とし、反則金「7000円」払うことに…不慣れな場所で“違反”しないための注意点とは
普段走り慣れている道路では気づきにくいこの規制ですが、標識を見落としてしまうと、普通車で反則金7000円と違反点数2点の加算が待っています。
本記事では時間帯限定の一方通行の概要や、慣れない土地で起こりやすい交通違反、交通違反とならないための対策について解説します。
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時間帯限定の一方通行とは?
「一方通行」というと、常時通行方向が指定されている道路を思い浮かべる人も多いでしょう。
確かに通常の一方通行も気をつける必要がありますが、時間帯によって通行方向が変わる区間があります。例えば「7:30~9:00は一方通行」や「土日祝の12:00~18:00は歩行者専用」など、学校周辺や商店街、観光地周辺でよく「時間帯限定の一方通行」は見られます。
これらは、白い補助標識で時間や曜日が明記されており、その時間外は通常通行が可能です。しかし、標識を見落として時間内に進入してしまうと、通行禁止違反となり、普通車の場合は反則金7000円、違反点数2点が科されます。
慣れない土地で起こりやすい交通違反
時間帯限定の一方通行以外にも、旅行先で慣れない道を走るときに気をつけたい違反があります。いくつか見ていきましょう。
【駐停車禁止違反】
観光地周辺では駐車スペースが限られることが多く、つい路肩に停めたくなることもあるかもしれません。しかし、駐停車禁止場所や時間帯指定の禁止区間への駐車は違反となり、反則金や違反点数加算の対象です。
【最高速度違反】
山道や生活道路では制限速度が低く設定されている場合があり、気づかずオーバーしてしまうことがあります。
【進入禁止違反】
一方通行や歩行者専用道路と同様、進入してはならない箇所を通行すると該当します。
【横断歩行者妨害】
観光地や商店街周辺では歩行者が多くいます。横断歩道で歩行者が渡ろうとしているのに、停止しなかった場合に該当する違反です。
旅行中に違反しないための対策
それでは、慣れない旅行先の道路で交通違反を防ぐための対策を見ていきましょう。
1. 事前にルートを確認する
カーナビやGoogleマップで目的地までの経路を確認し、規制の多いエリア(商店街や観光地中心部)を避けるルートを選びましょう。
2. 標識チェックの習慣化
慣れない道路では、普段より意識的に標識を見ることが大切です。特に補助標識(時間・曜日など)は見落としやすいため、信号待ちや交差点進入前に確認をしましょう。
3. ナビの交通規制案内機能を活用
最新地図データに更新しておけば、時間帯規制も音声で案内してくれる機種があります。レンタカーでも設定を確認しておきましょう。
4. 混雑エリアでは徒歩移動も検討
観光地の中心部は道路規制が多く、車移動はリスクが高めです。周辺の駐車場に車を置き、徒歩や公共交通で移動する方法で交通違反のリスクを回避しましょう。
まとめ
時間帯限定の一方通行違反に関する反則金などは、「知らなかった」「見落とした」という理由では免除されません。この違反に該当すると、反則金7000円に加え、違反点数も2点加算されてしまいます。
楽しい思い出を台無しにしないためにも、旅行先では普段以上に標識への注意を払い、安全運転を心がけましょう。
出典
警視庁 交通違反の点数一覧表
警視庁 反則行為の種別及び反則金一覧表
執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
