「楽天」「PayPay」など“ポイント経済圏”ってよく聞きますが、どこを選べば一番お得なのでしょうか?

配信日: 2025.08.21 更新日: 2025.09.26
この記事は約 3 分で読めます。
「楽天」「PayPay」など“ポイント経済圏”ってよく聞きますが、どこを選べば一番お得なのでしょうか?
「ポイント経済圏」という言葉を耳にする機会が増えました。楽天やPayPayをはじめ、サービスをまとめて利用することでポイント還元率が上がり、日常生活がお得になる仕組みです。とはいえ、「結局どこを選ぶのが一番得なの?」と迷う人も多いでしょう。
 
本記事では、楽天経済圏とPayPay経済圏を比較し、生活スタイルに合わせた選び方をわかりやすく解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

ポイント経済圏とは? 楽天とPayPayの特徴を知ろう

「ポイント経済圏」とは、特定の企業グループのサービスをまとめて使うことで、ポイントを効率的に貯められる仕組みのことです。
 
たとえば、楽天カード、楽天銀行、楽天モバイルなどをセットで利用すると、楽天市場でのポイント還元率がどんどん上がります。これがいわゆる「楽天経済圏」です。
 
一方で「PayPay経済圏」は、スマホ決済を中心に広がった仕組みです。街のお店やネットショップでPayPayを使うとポイントが貯まり、Yahoo!ショッピングやPayPayカードと組み合わせることでさらに効率よくポイントが貯まります。
 
簡単にまとめると、楽天はネット・金融に強く、PayPayは日常の実店舗利用に強いという特徴があります。
 

楽天経済圏とPayPay経済圏を比較! それぞれの強みと弱み

1.ポイント還元率

楽天は「SPU(スーパーポイントアップ)」で最大18倍まで(2025年8月時点)狙える仕組みがあります。ただし、多くのサービスを組み合わせる必要があり、使いこなすのに工夫が必要です。
 
PayPayは「PayPayステップ」で還元率が上がり、毎月の利用状況に応じて最大2%の還元があります。支払い回数など条件があるため、確認が必要です。また、キャンペーン開催時にはさらに還元率がアップします。
 

2.利用シーン

楽天はネットショッピングに強く、楽天市場や楽天トラベル、ふるさと納税など、家にいながら多くのサービスを使えます。
 
PayPayは実店舗での利用範囲が広く、コンビニやドラッグストア、飲食店などで使いやすいのが魅力です。
 

3.投資・金融サービス

楽天は楽天証券・銀行・保険など金融サービスが一体化していて、資産形成をしながらポイントを稼げるのが強みです。本格的に資産形成をしたい人に向いています。
 
PayPayは「PayPayポイント運用」など気軽な投資サービスがあります。投資初心者でも手軽にポイントを活用できます。
 

4.始めやすさ

楽天は多くのサービスを活用するほどお得になりますが、慣れるまではやや複雑です。
 
PayPayはアプリ1つで簡単に使い始められるため、初心者でも導入しやすいのが特徴です。
 

どちらが向いている? ライフスタイル別のおすすめ

・楽天経済圏が向いている人

ネット通販をよく使う人、楽天カードや楽天銀行などをまとめて利用したい人、資産運用や投資にも興味がある人におすすめです。特に「買い物は楽天市場中心」という方は、圧倒的にお得になります。
 

・PayPay経済圏が向いている人

日常的にコンビニやスーパーで買い物をする人、スマホ決済をメインに使いたい人に向いています。難しい仕組みを覚えなくても、お店で支払うだけでポイントが貯まるのが魅力です。
 

・両方を使い分けたい人

実は、1つに絞る必要はありません。ネットショッピングや投資は楽天、日常の買い物はPayPayにするなど、使い分ける「ハイブリッド型」も非常に効果的です。
 

自分に合った経済圏を選んで、賢くポイント生活を始めよう

結論として「どこが一番お得か」は、人それぞれの生活スタイルによって変わります。ネット中心なら楽天、日常中心ならPayPay。そして、両方を上手に使い分ければ、さらにポイントの恩恵を最大化できる場合もあります。
 
まずは自分の生活で「よく使うサービス」を見直すことから始めましょう。小さな工夫の積み重ねが、家計の安心につながります。ポイント経済圏を賢く活用して、無理のない“お得な暮らし”を作っていきましょう。
 

出典

楽天グループ株式会社 Rakuten SPU(スーパーポイントアッププログラム)
PayPay株式会社 PayPaySTEP
 
執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

  • line
  • hatebu
【PR】 SP_LAND_02
FF_お金にまつわる悩み・疑問