もうすぐ発表予定と噂の「新型iPhone」に乗り換えるという友人。私は毎年“10万円以上”も出せないのですが、「スマホを安く乗り換えるコツ」などはあるのでしょうか?
本記事では、歴代iPhoneシリーズの価格推移やスマホを安く乗り換えるコツなどを解説します。
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9月に発表予定と噂の「新型iPhone」は「10万円以上」が確実?
iPhoneをはじめとしたスマートフォンは、材料の高騰や高性能化、円安などの影響で価格高騰が続いています。iPhone 11以降の発売日と発売当時のApple Storeにおける販売価格をまとめました。
表1
| 機種名 | 発売日 | 価格(税込み) |
|---|---|---|
| iPhone 11(64GB) | 2019年9月20日 | 7万4800円 |
| iPhone 12(64GB) | 2020年10月23日 | 8万5800円 |
| iPhone 13(128GB) | 2021年9月24日 | 9万8800円 |
| iPhone 14(128GB) | 2022年9月16日 | 11万9800円 |
| iPhone 15(128GB) | 2023年9月22日 | 12万4800円 |
| iPhone 16(128GB) | 2024年9月20日 | 12万4800円 |
※筆者作成
iPhoneの価格は、5年で約7割増しになっていることが分かります。近々、発表予定と噂の「新型iPhone」も10万円以上になる可能性は高いでしょう。
「新型iPhone」に安く乗り換える3つのコツ
ここからは、新型iPhoneへ安く乗り換えるためのポイントを3つ紹介します。
・下取りプログラム(Apple Trade In)を利用する
Apple StoreからiPhoneを購入する際、今まで使っていたiPhoneを下取りに出し、下取り額に応じて新しく購入するスマホを割引価格で購入できます。Apple Store実店舗だけでなく、オンラインでの下取りも可能です。
・古い端末を中古で売却する
一般的にiPhoneシリーズは耐久性が高く、iOSの長期サポートを受けられるため、中古市場でも人気が高く、買取価格が下がりにくい傾向です。中古ショップで古い端末を売却し、新しいiPhoneを買う資金に充てられるでしょう。ただし、端末の状態などによっては広告に掲載されている金額より減額される場合があるため、注意が必要です。
・大手キャリアの端末購入プログラムを利用する
大手キャリアでは、スマホを分割払いで購入して一定期間後に返却すると残債が免除される「端末購入プログラム」を実施しています。ただし、最新スマホを安く使える反面、返却するスマホが破損・故障している場合などは追加料金がかかる場合があります。また、端末が手元に残らない点には注意しましょう。
スマホを含む携帯電話の平均使用年数は「4.3年」
内閣府が行った「消費動向調査 令和7年3月実施調査結果」によると、スマホを含む携帯電話の平均使用年数は「4.3年」でした。また、株式会社IoTコンサルティングが行った「スマホの買い替え時期に関する調査」でもスマホの買い替え頻度は「3~4年」が51%でもっとも多い結果です。
買い替え理由として、「電池持ちが悪くなった」「故障した」などが挙げられています。一般的なスマホの寿命は2~5年程度といわれているため、3~4年程度で交換するのは合理的な判断かもしれません。
また、スマホを長く使うためには「バッテリーの劣化を防ぐ」「落下・水没を避ける」など、スマホに負荷をかけない使い方を意識しましょう。バッテリーは、高温になると劣化しやすいといわれます。充電しながらの操作や、高温の環境での操作などは避けましょう。
まとめ
物価高や円安の影響でiPhoneシリーズは、年々高騰しています。もうすぐ発表予定と噂されている「新型iPhone」も10万円以上する可能性が高いです。スマホをお得に乗り換えるためには、これまで使用していたスマホの下取りプログラムの利用や中古ショップへの売却などを検討しましょう。
出典
内閣府 消費動向調査 令和7年3月実施調査結果 3-2 主要耐久消費財の買替え状況(二人以上の世帯)(9ページ)
株式会社IoTコンサルティング スマホの買い替え時期に関する調査(PR TIMES)
株式会社IoTコンサルティング スマホの機種変更を自分で簡単にやる方法!事前準備からデータ移行まですべてを網羅
執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
