“月額1500円”かかっている固定電話をやめようと思っています。「電話加入権」を売却する方法で手放すことができるそうですが、いくらで売れるのでしょうか?

配信日: 2025.08.26 更新日: 2025.09.26
“月額1500円”かかっている固定電話をやめようと思っています。「電話加入権」を売却する方法で手放すことができるそうですが、いくらで売れるのでしょうか?
携帯電話が当たり前の時代、固定電話を所有しているのに使わない家庭が増えています。それでも毎月の基本料金はかかり続け、「月1500円も払っているのに、まったく使っていない……」という声も少なくありません。
 
そのようななか、固定電話を解約しようと考えたとき、「電話加入権」という言葉が出てきて、「これってまだ売れるの?」と疑問を持つ方もいるのではないでしょうか。
 
そこで本記事では、電話加入権の現在の価値や売却方法、注意点について解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

電話加入権とは? 過去の高額な権利が今どうなっているか

かつて、固定電話を新たに引くには「電話加入権」を購入する必要がありました。これは、通信設備を利用するための権利で、1980年代には7~8万円、時には10万円以上かかることもありました。
 
しかし、NTTの制度が変わり、現在ではこの電話加入権を新たに購入しなくても、「ライトプラン」などを利用して電話を開設できるようになっています。そのため、電話加入権は実質的にほとんど使われなくなり、市場価値も大きく下がりました。
 
それでも、電話加入権そのものは法律上「財産権」として残っており、今でも名義変更や売買が可能です。ただし、需要が少ないため、かつてのような高値で売れることはほとんどありません。
 

電話加入権は売れる? 現在の買い取り相場と売却方法
1234
1/4
  • line
  • hatebu

LINE

【PR】 SP_LAND_02
FF_お金にまつわる悩み・疑問