軽井沢に行くため「友人が車を出してくれる」そうです。「ガソリン代」を「負担」しようと考えているのですが、一般的にどれくらい出すのがよいのでしょうか?
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軽井沢までのガソリン代、どのくらい負担すればよい?
軽井沢は東京から150kmほど離れた観光地です。車での移動距離も相当なものになるため、ガソリン代が気になる方は多いでしょう。2025年8月4日時点における、全国平均のレギュラーガソリン価格は174.2円/Lです。加えて、一般的な乗用車の燃費は12~15km/L程度が多いとされています。
実際の金額を算出するには、「走行距離÷燃費×ガソリン価格」の式を使います。例えば、東京から軽井沢まで片道約150km、往復300kmとして、燃費を13km/L、ガソリン価格を175円/Lとした場合、必要なガソリンは約23L、ガソリン代は4025円ほどとなります。この金額を二人で割る場合、2000円程度が適正な目安となるでしょう。
また、高速道路代や駐車場代が発生する場合は、その金額も別途加算します。ガソリン代だけでなく、実際の負担総額に配慮することも大切です。
実際の金額の決め方と目安
ガソリン代の負担で最も多いのは、距離や燃費から実費を計算し、その半分か同乗者の人数で割った分を渡すという方法です。友人に全額を負担させるのは避け、せめて実際にかかったガソリン代分は渡すと、相手によい印象を持ってもらえる可能性があります。
ガソリン代として渡す金額は、同乗する人数や車種などの条件によっても変動しますが、片道60km~100km程度なら1000円~2000円、150km以上なら2000円~3000円を目安にするのもよいでしょう。
さらに、長距離ドライブの場合や、高速道路代・駐車場代などを含める場合は、その分を上乗せするケースもあります。また、現金だけでなくドリンクの差し入れを添えるなど、感謝の気持ちを伝える工夫も一般的です。
ガソリン代のスマートな渡し方とマナー
ガソリン代を渡す時は、なるべく「ありがとう」という感謝の言葉を添えることが大切です。現金の受け渡しが気まずく感じられる場合は、休憩時にドライブインやコンビニで飲み物やお菓子を一緒に渡すと、より自然に感謝を伝えられる可能性があります。
頻繁に車を出してもらう場合は、「今回は半額負担するね」「次回は自分が車を出すね」など、今後の関係を考えたコミュニケーションが重要です。
「ガソリン代をもらうのが当たり前」にならないよう、お互いが気持ちよくドライブできる関係を築くことが望ましいでしょう。運転手にはガソリン代のほか、運転の労力や車の維持費もかかっています。そうした点も配慮し、感謝を形にすることが大切です。
まとめ
友人の車で軽井沢に行く際のガソリン代負担は、条件によっても異なりますが、東京~軽井沢間の距離・燃費・ガソリン価格から計算し、2000円から3000円を目安にするとよいでしょう。
高速料金や駐車場代が発生するなら、その金額も追加して渡すとより親切です。大切なのは、金額だけでなく感謝の気持ちをしっかり伝えることです。気持ちよくお出掛けを楽しむために、適正な負担金額とスマートなマナーで配慮するとよいでしょう。
出典
経済産業省資源エネルギー庁 石油製品価格調査 調査の結果
執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
