子どものお小遣いを「PayPay」で送るとポイントが!? 現金で渡すより“どのくらいお得”になるのでしょうか?

配信日: 2025.08.29 更新日: 2025.09.26
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子どものお小遣いを「PayPay」で送るとポイントが!? 現金で渡すより“どのくらいお得”になるのでしょうか?
お小遣いといえば現金で手渡すのが定番ですが、最近では「PayPay」で送る家庭も増えています。しかも、PayPayで送金するとポイントがもらえるキャンペーンもあり、現金よりも“お得”になることもあります。
 
本記事では、PayPayでお小遣いを渡すとどのようなメリットがあるのか、現金との比較や具体的な額、使う上での注意点までわかりやすく解説します。
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PayPayでお小遣いを渡すとポイントが? その仕組みを解説

2025年8月現在、PayPayでは「おこづかい送金」に関するキャンペーンを実施しています。
 
これは、18歳以上の保護者(送る側)がPayPayを使って、12~18歳までの子ども(受け取る側)にお小遣いを送ると、受け取る側に最大10%分のポイントが付与されるというものです。毎月の付与上限は250ポイントまでで、1年間継続されます。
 
たとえば、月に2500円のお小遣いをPayPayで送ると、その10%である250ポイントが受け取る側に付与されるという仕組みです。
 
さらに、送る側と受け取る側の両方がソフトバンク同士またはワイモバイル同士のスマホを契約している場合、送る側にも同じく最大10%のポイントが付与されます。
 
加えて、ソフトバンク同士かつ送る側がソフトバンクの「ペイトク」プランに加入している場合、それぞれに最大20%(上限500ポイント)が付与されます。つまり、うまく活用すれば、合計で毎月最大1000ポイントがもらえることになります。
 

現金と比べてどれくらいお得? 具体的な金額でシミュレーション

ここでは、実際にどれくらいお得になるのかをシミュレーションしてみます。
 

【ケース1】PayPay送金(親が通常ユーザー)
・月額お小遣い:2500円
・受け取る側への付与:250ポイント(10%)
・年間:250ポイント × 12ヶ月 = 3000ポイントお得

 

【ケース2】PayPay送金(ソフトバンク同士+親がペイトクプラン加入)
・月額お小遣い:2500円
・送る側・受け取る側それぞれへ付与:500ポイント(20%)、合計で1000ポイント
・合計で年間:1000ポイント × 12ヶ月 = 1万2000ポイントお得

 
毎月のお小遣いが数百円増えるだけでも、子どもにとっては大きな差です。たとえば、文房具やカフェでのちょっとした買い物など、実際の消費行動に直結するので実感もしやすいでしょう。
 
このように子どもにとっては“プラスαの体験”になりますが、現金で渡す場合にはポイントがつかないため同じ効果は得られません。だからこそ、この差は明確で、使い続けるほどに家計にとっても見逃せないメリットになります。
 

PayPayでお小遣いを送るときの注意点と準備のポイント

便利でお得なPayPay送金ですが、いくつか注意点があります。


1.送る側・受け取る側それぞれで本人確認が必要です。送る側は18歳以上、受け取る側は12~18歳が対象で、マイナンバーカードなどを使った「eKYC(本人確認)」を完了していることが条件となります。

2.「おこづかいを送る」または「定期的に送る」を設定した上で送金します。

3.送る側・受け取る側それぞれでポイントをもらうには、携帯電話の番号とPayPayアカウントの連携設定を行う必要があります。

また、子どもにキャッシュレスを使わせる際には、「どこで・何に使うか」をしっかり話し合っておくことも大切です。
 
キャッシュレスは現金のように「財布の中身が減っていく感覚」がつかみにくいため、残高を確認する習慣を持つと良いでしょう。履歴や残高はアプリ上で確認できるので、親子で定期的に確認し合うのも安心につながります。
 

まとめ:お得だけじゃない、キャッシュレスお小遣いの新しい形

PayPayでお小遣いを送ると、ポイント還元がある分、現金よりもお得になります。とくに条件を満たせば、送る側・受け取る側の合計で年間最大1万2000ポイントが付与されるケースもあります。
 
しかし、金銭的なメリットだけでなく、キャッシュレスに慣れる良い機会になることもポイントです。子どもが使い道を記録として振り返ることができたり、親が管理しやすかったりと、教育的な価値も高まります。
 
今後ますます進むキャッシュレス時代に向けて、親子で上手にPayPayを活用することで、家庭のお金教育にもつながっていくのではないでしょうか。
 

出典

PayPay株式会社 1年間ずっとおこづかい増量キャンペーン!
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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