1歳児の服を「1万円分」まとめ買いしたけど“数回しか”着てない…。着なかった子ども服は“フリマアプリ”と“リサイクルショップ”、どっちがトク?
「この服、もったいない……」と思ったときに候補に挙がるのが、フリマアプリとリサイクルショップ。どちらを使えば少しでもお得になるのでしょうか。
本記事では、それぞれの特徴やメリット・デメリットを比較し、状況に合わせたおすすめの手放し方を紹介します。
ファイナンシャルプランナー
FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。
編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。
FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。
このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。
私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。
目次
1歳児の服をまとめ買いしたけれど数回しか着ていない……どうする?
子ども服は、つい可愛さや必要性からまとめ買いしがちです。しかし、成長が早く「着る機会がほとんどなかった」という服も出てきます。特に1歳前後は体格や季節の変化もあり、あっという間に着られなくなるのが現実です。
着なかった子ども服は、クローゼットに眠らせておくよりも早めに手放すのがおすすめです。なぜなら、状態がきれいなうちに売れば高値がつきやすいからです。では、フリマアプリとリサイクルショップではどう違うのでしょうか。
高く売りたいならフリマアプリ、手軽さ重視ならリサイクルショップ
フリマアプリは、メルカリやラクマなどのサービスを使って自分で価格を決めて出品できるのが特徴です。人気ブランドや未使用に近い服なら、数千円で売れることもあり、購入時の価格をある程度取り戻せる可能性があります。
自由度が高い反面、写真撮影・商品説明・購入者とのやりとり・発送などの手間がかかります。売れるまでに時間がかかる場合もあり、子育ての合間に作業するのが負担になることもあります。
一方、リサイクルショップはまとめて査定してもらい、その場で現金化できるのが魅力です。店頭に持ち込めば即日、宅配買取なら送るだけで対応してもらえるため、フリマアプリに比べて圧倒的に手軽です。
ただし、買取額は控えめで、ノーブランドの服は1枚数十円といったケースも珍しくありません。ブランド服であっても、フリマアプリよりは低い価格に落ち着きやすいのが実情です。
子育て家庭におすすめの使い分け方
フリマアプリとリサイクルショップ、それぞれの強みはまったく異なります。どちらが「お得か」は一概にはいえず、家庭の状況によって選び方が変わります。
もし服の状態が良く、ブランドものやセットアップなど需要が高そうなアイテムがあるなら、多少の手間をかけてでもフリマアプリを使うのがおすすめです。1着ごとにしっかり価格をつけられるため、思った以上のリターンが期待できます。
一方で「とにかく片付けたい」「売る時間がない」という場合には、リサイクルショップのほうが現実的です。すぐに現金化できるうえ、まとめて手放せるのでクローゼットも一気にすっきりします。特に育児中は時間が貴重なため、効率を優先する価値は十分にあります。
両方を組み合わせるのも一つの方法です。ブランド服や新品同様のものはフリマに出し、ノーブランドややや使用感のあるものはリサイクルショップへ持ち込む、と仕分けて活用すれば「高く売りたい」「手間なく処分したい」の両方を満たせます。
まとめ:服の状態や時間の都合で使い分けよう
1歳児の服は「数回しか着ていないのにもう着られない」ということが本当に多いものです。そうした服を少しでも有効に手放すには、フリマアプリとリサイクルショップを上手に使い分けることがポイントです。
高く売りたい場合やブランド品が多い場合はフリマアプリのほうが有利で、手早く片付けたいときやノーブランドの服が中心のときはリサイクルショップが便利です。どちらか一方に決めるのではなく、状況に応じて組み合わせて利用するのも良い方法でしょう。
子育て中は時間も体力も限られています。目的に合わせて最適な方法を選び、少しでも家計の助けにつなげていきましょう。
執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
