娘のピアノ教室に毎月「2万円」…発表会前は追加レッスン費として「3万円」かかるといわれたけれど、これって普通なの?

配信日: 2025.09.08 更新日: 2025.09.26
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娘のピアノ教室に毎月「2万円」…発表会前は追加レッスン費として「3万円」かかるといわれたけれど、これって普通なの?
子どもの習い事にいくらかけるかは家庭によって異なりますが、高額になると「このくらいかかるのは普通なの?」と疑問に感じることがあるかもしれません。
 
習い事は子どものスキルや社会性が高まる可能性があるため、できればお金のことで悩みたくはないでしょう。
 
本記事では、ピアノ教室の事例を挙げて平均月謝がどのくらいなのかご紹介するとともに、子どもの習い事にかける費用の平均や、習い事のお金をやりくりする方法についても解説します。
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ピアノ教室の平均月謝はどのくらい?

ピアノ教室の月謝は、教室の規模やレッスン時間、子どもの年齢などによって変わってきます。今回は子どもが小学生であると仮定して、実際のピアノ教室を例に挙げて月謝を表1にまとめました。
 
表1

ピアノ教室A ピアノ教室B
1万8700円(60分) 1万6060円(60分)
1万4025円(45分) 1万1110円(40分)
9350円(30分) 8360円(30分)

※筆者作成
 
上記に加えて、教材費や入会費などがかかるケースもあります。また、1ヶ月のレッスン回数やクラスの難易度などによっても月謝は異なるため、事前に確認しておきましょう。
 

子どもの習い事にかける費用の平均は?

ピアノ教室を含め、子どもの習い事にかける費用の平均がいくらぐらいなのか調べてみました。
 
文部科学省が実施した「令和5年度子供の学習費調査」によると、公立小学校に通う子どもの学習費総額のうち「学校外活動費」の平均は21万6107円、私立小学校は72万428円となっています。1ヶ月に換算すると公立小学校が約1万8000円、私立小学校が約6万円です。
 
今回は「ピアノ教室の月謝が2万円、発表会前は追加レッスン費として3万円かかる」ケースで、追加レッスンを含めると5万円ほどになります。
 

子どもの習い事のお金をやりくりする方法

予算をオーバーしてしまうと家計を圧迫し、子どもを習い事に通わせることが難しくなるため、できるだけコストをおさえて習い事を続ける方法を考えることが大切です。
 
たとえば、割引制度やキャンペーンなどを利用する方法があります。ピアノ教室によってはきょうだい割引を設けていたり、長期契約をすると割安になるよう料金設定されていたりするところもあるかもしれません。
 
また、使わなくなった教材を譲ってくれる人を探してみるのも一つの方法です。オリジナル教材は値段が高い場合もあるため、譲ってもらうことで費用をおさえられる可能性があります。中古の教材を使用してもいいか、ピアノ教室に確認してみましょう。
 
そのほかにも、施設費がかからないオンラインレッスンを取り入れているピアノ教室を利用するのもおすすめです。自宅にいながらレッスンを受けられるため、ピアノ教室までの交通費も節約できます。
 

習い事にかける費用の平均は公立の小学生が約1万8000円、私立の小学生が約6万円なので、平均的と考えてもいい

小学生がピアノ教室でレッスンを受ける場合の月謝は、教室の規模やレッスン時間などによって異なります。
 
また、文部科学省の調査によると、習い事にかける費用の平均は公立の小学生が約1万8000円、私立の小学生が約6万円で、今回の事例は特別高い方ではないと考えてもいいでしょう。
 
金銭的に厳しい場合は、割引制度やキャンペーンを利用できないか確認したり、オンラインレッスンを取り入れているピアノ教室を探したりしてみるのもおすすめです。
 

出典

文部科学省 令和5年度子供の学習費調査の結果を公表します 1 学習費全体の状況(1ページ)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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