実家のタンスから「聖徳太子の一万円札」を10枚発見!買い取りに出したらどれくらいになるのでしょうか?

配信日: 2025.09.10 更新日: 2025.09.26
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実家のタンスから「聖徳太子の一万円札」を10枚発見!買い取りに出したらどれくらいになるのでしょうか?
現在は発行されていない古いお札が出てくると「高く売れるのではないか?」と期待が高まります。
 
今でも使用できるものもあるため、お金としてそのまま使うか、買取に出すか悩むこともあるかもしれません。
 
本記事では「聖徳太子の一万円札」が出てきた事例から、現在の価値や高く買取してもらうポイントなどをご紹介します。
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「聖徳太子の一万円札」は額面より高い値がつく?

聖徳太子が描かれた一万円札は、昭和33年に発行が開始され、昭和61年に発行停止となりました。日本銀行によると、この一万円札は現在でも有効な銀行券に指定されており、お金として使用可能です。
 
旧紙幣は買取に出すと額面より価値が高く評価される場合もありますが、現在も使用可能な紙幣だと額面以上の値がつくことは一般的には多くありません。
 
ただし、以下のようなものは希少価値が高く、高値で買取してもらえる可能性があります。

●ゾロ目:「11111」や「77777」など
●キリのいい番号(キリ番号):「100000」や「800000」など
●階段:「123456」や「654321」など
●左右対称:「100001」や「200002」など
●福耳エラー:お札を裁断する際にカットしきれなかった紙がついている
●印鑑漏れエラー:印鑑が押されていない

見つかった聖徳太子の一万円札の中に上記のようなものが混ざっていないか確認してみるといいでしょう。
 

プレミア価値のある「聖徳太子の一万円札」はいくらで買取してもらえるのか?

買取業者によっては、ゾロ目の一万円札を4万円以上、キリ番号のものを3万円以上で買取している例もあるようです。同様に、階段や逆階段の一万円札が2万~3万円で買取されていることがあります。
 
ただし、このような価格で買取されるのは未使用品が多いようなので、見つかった一万円札がどのような状態か確認してみるといいでしょう。
 
ほかの買取業者では、福耳エラーの一万円札が5万~8万円、印鑑漏れのものが約60万円で買取された例などもあるようです。
 

旧紙幣を高く買い取ってもらうためのポイント

旧紙幣を少しでも高く買い取ってもらうためには、おさえておくべきポイントがいくつかあります。
 
まず、発見したらできるだけ早く買取に出すことです。旧紙幣は経年劣化によりどんどん状態が悪くなります。製造時に少しでも近い状態で買取に出した方が高く買い取ってもらえる可能性が上がります。
 
次に、汚れている場合は汚れを落とそうとせず、そのまま買取に出すことをおすすめします。無理に汚れを落とそうとすると、シワや破れの原因になる可能性があります。
 
また、買取業者によっては複数の旧紙幣や古銭をまとめて買取に出すことで査定額がアップする場合もあります。見つけた紙幣のほかにも買取対象になりそうなものがないか、探してみるといいでしょう。
 
査定基準は買取業者によって異なるため、同じ旧紙幣でも買取価格に差が出ることがあります。複数の買取業者から見積もりをとり、少しでも高く査定してくれた業者を選ぶこともポイントの一つです。
 

プレミア価値のある一万円札なら高値で買取してもらえる可能性もある

昭和61年に発行が停止された聖徳太子の一万円札は、現在でもそのまま一万円として使用できます。そのため、買取に出しても額面以上の値がつくことはあまり期待できません。
 
しかし、ゾロ目やキリ番号など珍しい番号のものや、福耳(裁断ミス)がついている、印鑑が押されていないなどのエラーのあるものは希少価値が高く、数万~数十万円で買取してもらえる場合もあるようです。
 
少しでも高く買取してもらえるように、できるだけ早く買取に出したり、複数の買取業者を比較したりすることをおすすめします。
 

出典

日本銀行 銀行券/国庫・国債 一万円券
 
執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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