月7000円近くかけて「カーブス」に通う妻。近所の「チョコザップ」なら3000円ほどですが、倍近い費用で通う“メリット”はあるのでしょうか?
そんな中「カーブスに通う」といわれると、どんなメリットがあるのかと気になるかもしれません。本記事ではカーブスとチョコザップそれぞれの特徴と料金体系の違い、チョコザップと比較したときのカーブスのメリットを解説します。
FP1級、CFP、DCプランナー2級
カーブスとは?
カーブスは、「女性だけの30分フィットネス」がスローガンになっているフィットネスクラブです。
1992年、アメリカ・テキサス州ハーリンゲンで生まれた歴史のあるフィットネスクラブであり、1回30分で女性の健康に必要な「筋力トレーニング」「有酸素運動」「ストレッチ」という3つの運動ができます。
利用に予約は不要であり、買い物や仕事の帰りに立ち寄ってフィットネスで汗を流せる手軽さが魅力です。家事や育児、仕事に忙しい女性が立ち寄りやすい仕組みであることから、97.7%という高い継続率を実現しています。
また、コーチのサポートがあるおかげで、ひざや腰に不安がある人でも安心してチャレンジできる点もメリットです。
チョコザップとは?
チョコザップは、パーソナルジムで有名な「ライザップ(RIZAP)」が新たにオープンさせた、24時間いつでも通い放題の「コンビニジム」です。
24時間いつでも利用できることに加え、圧倒的なコスパの良さでも注目されています。通い放題のジムであれば月1万円以上の費用がかかるところもありますが、チョコザップは月額3278円(税抜2980円)で利用できます。
また、チョコザップは全国に1799店舗(2025年5月15日時点)もあり、その日に通いたい店舗を自由に利用できます。出張先や旅行先でも気軽に利用できるのは、チョコザップならではのメリットといえるでしょう。
カーブスとチョコザップの料金と回数制限比較
カーブスの料金体系は「入会金:1万6500円(通常)」と、月会費6820円(税込)~7920円(税込)の2種類です。予約は不要で、月に何回でも利用できます。
一方のチョコザップは月額が3278円(税込)とカーブスよりも安い価格設定になっています。こちらも月額料金を支払えば何回でも使い放題であり、価格の安さに関してはチョコザップに軍配が上がるといえます。
ただし、トレーニングマシン・デスクバイク・ピラティス・ワークスペース以外を利用するにはアプリからの予約が必要と、予約なしのカーブスと比較してデメリットもあります。
チョコザップと比較したときのカーブスのメリット
チョコザップは月額料金がカーブスの半額以下であり、24時間いつでも手軽に利用できる点でカーブスよりも使い勝手は良いです。
一方、カーブスは「コーチがつく」という点がメリットです。フィットネスの経験がなく1人でトレーニングするのが不安な人や、足腰の痛みがある人はコーチがそばでサポートしてくれるカーブスのほうが向いていることがあります。
また予約が不要で買い物ついででも気軽に立ち寄れるため、自分のペースで好きなときに通いたい場合もカーブスが向いています。
カーブスは日曜日が休館で、平日は10時~13時・15時~19時、土曜日は10時~13時と営業時間に制限こそありますが、決まった時間に通いたい人にとっては24時間利用できなくても使い勝手に差はありません。
加えて女性のみしか利用しない点も、男女関係なく利用できるチョコザップと比較して安心だという女性も多いでしょう。
まとめ
料金の安さだけでいえばチョコザップのほうが魅力的だとしても、カーブスは「コーチがつく」「予約が不要」「女性のみが利用できる」という独自のメリットもあります。
カーブスを利用するときは、これらのメリットがチョコザップとの価格差を埋めるほど魅力を感じるかを検討してから申し込みましょう。
出典
株式会社カーブスジャパン カーブス 料金プラン
RIZAP株式会社 チョコザップ 料金
執筆者 : 高柳政道
FP1級、CFP、DCプランナー2級
