車のエンジンを何度も入り切りしていたら夫に「バッテリーが消耗するよ」といわれました…車のバッテリーが切れたら交換にはいくらくらいかかるの?

配信日: 2025.09.18 更新日: 2025.09.26
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車のエンジンを何度も入り切りしていたら夫に「バッテリーが消耗するよ」といわれました…車のバッテリーが切れたら交換にはいくらくらいかかるの?
車のエンジンを何度もかけ直していたら、「そんなことをするとバッテリーがすぐに消耗してしまうよ」と注意されたことがある方もいるのではないでしょうか。
 
確かに、車のバッテリーは電気を蓄えてエンジン始動やライト、エアコンなどの電装品に電力を送る大切な部品です。もしバッテリーが切れてしまえば車は動かせなくなり、交換が必要になるでしょう。
 
では、実際に交換するとなるとどのくらいの費用がかかるのでしょうか。また、バッテリーの寿命や交換のタイミングを知っておけば、急なトラブルを防ぐこともできます。
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車のバッテリー交換にかかる費用の目安

車のバッテリー交換費用は、大きく「バッテリー本体の価格」と「交換工賃」に分けられます。バッテリー本体の価格は、車の種類や搭載されているバッテリーの規格によって幅があります。一般的なガソリン車の小型・普通車用であれば1万円から2万円程度が相場です。
 
ハイブリッド車やアイドリングストップ機能がついた車の場合は専用の高性能バッテリーが必要になるため、2万円から4万円ほどになることもあるでしょう。輸入車や大型車の場合はさらに高額になるケースも珍しくないようです。
 
交換工賃については、カー用品店やガソリンスタンド、整備工場によって異なりますが、一回あたり数千円程度で済むことが多いようです。つまり、ガソリン車の一般的なケースであれば、一回の交換にかかる総額は1万5000円から3万円ほどが目安と考えていいでしょう。
 

バッテリーの寿命と交換のタイミング

では、どのくらいの頻度でバッテリー交換が必要になるのでしょうか。一般的なガソリン車のバッテリー寿命は2~3年程度とされています。アイドリングストップ付きの車はバッテリーへの負担が大きく、2年程度で交換になることが多い一方で、ほとんど走行しない車も逆に劣化が早まることがあります。
 
バッテリーが弱ってきたサインとしては、エンジンのかかりが悪くなる、ヘッドライトの光が暗く感じる、パワーウィンドウの動きが鈍い、といった症状が挙げられます。
 
このような兆候を感じたら、早めにカー用品店などで点検を受けるのがおすすめです。急にエンジンがかからなくなってからでは、レッカー移動や出張交換といった余計な費用がかかってしまうこともあるからです。
 

交換費用を抑える方法はある?

バッテリー交換にはまとまった費用が必要ですが、工夫次第で出費を抑えることも可能です。たとえば、ネット通販でバッテリーを購入し、自分で交換する方法があります。この場合、バッテリー本体の価格は店舗より安くなることが多く、1万円以下で購入できる製品もあります。
 
ただし、車の知識や作業の慣れが必要で、取り付け方法を誤ると車に不具合を起こす危険もあるため、初心者にはあまりおすすめできません。
 
一方、カー用品店やガソリンスタンドでは定期的に「バッテリー交換キャンペーン」が行われ、工賃が無料になる場合もあるようです。車検時にまとめて交換すると工賃が割安になるケースもあるため、タイミングを工夫するのもいい方法です。
 

まとめ

車のバッテリーは、普段あまり意識されない部品ですが、エンジン始動や電装品の使用に欠かせない重要な存在です。もし寿命を迎えて交換が必要になると、ガソリン車であれば1万5000円から2万5000円程度、ハイブリッド車などでは2万円から4万円ほどが相場です。寿命はおおよそ2~3年で、日頃の使用環境や走行状況によって変わるでしょう。
 
エンジンのかかりが悪い、ライトが暗いなどのサインを見逃さず、早めに点検や交換をすることで、突然のトラブルを避けることができます。
 
費用は決して安くはありませんが、キャンペーンやタイミングを工夫すれば負担を抑えることも可能です。安心して車に乗り続けるためにも、バッテリーの状態に気を配り、無理のない範囲で計画的に交換していくことが大切です。
 
執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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