いとこの結婚式に「ご祝儀3万円」包もうとしたら、母に「少ないと恥ずかしい」と言われた! 年下なら“多め”にすべきですか? 相場って3万円じゃないんでしょうか?

配信日: 2025.09.20 更新日: 2025.09.26
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いとこの結婚式に「ご祝儀3万円」包もうとしたら、母に「少ないと恥ずかしい」と言われた! 年下なら“多め”にすべきですか? 相場って3万円じゃないんでしょうか?
結婚式のご祝儀と言えば「とりあえず3万円」というイメージを持っている人は多いのではないでしょうか。友人の結婚式に呼ばれた際、3万円を包んだ経験のある人も少なくないでしょう。
 
ところが、いとこの結婚式にも「3万円」を包もうとすると、親から「3万円は少ない」と言われることがあるかもしれません。
 
「ご祝儀の相場は3万円じゃないの?」と思うかもしれませんが、ご祝儀の金額は相手との関係性や自分の立場によって目安が変わってきます。
 
本記事では、「いとこの結婚式」のケースを中心に、ご祝儀の相場について整理してみましょう。
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ご祝儀の基本相場は「3万円」

多くの人が考えるご祝儀の相場は「3万円」でしょう。これは友人や同僚といった同世代の関係において、最も一般的な金額です。
 
ご祝儀には「偶数は割れる=縁起が悪い」とされる考え方があり、「縁起が良く、かつ負担感も大きすぎない」金額として3万円が定着しているのです。
 
ただし、これはあくまでも「友人や同僚」の場合の目安です。ご祝儀額の相場は相手との関係性によって異なり、親族となると、少し相場が変わってきます。
 

いとこの結婚式、ご祝儀はいくらが相場?

いとこの結婚式に包むご祝儀の相場は、ゲストの年代が20代で2万円か3万円、30代で3万円か5万円、40代になると5~10万円と、年代が上がるほど金額の幅も広がっています。
 
この相場を参考にすると、例えば自分が20代なら、3万円でも問題はないでしょう。30代で3万円でも悪くはなさそうですが、金銭的に余裕があれば5万円を包むケースもありそうです。40代以上であれば、「3万円は相場より少ない」と言われてもやむを得ないかもしれません。
 
このように、3万円のご祝儀は決して非常識なわけではありませんが、年齢や立場によっては、より高めの金額が期待される状況もあるでしょう。
 

親族間では金額をそろえる場合も多い

ご祝儀の金額は周囲からどう見られるかという要素も意外に大きいものです。友人グループであれば横並びの3万円で問題ありませんが、親族の場合は「親戚一同で金額をそろえる」こともあります。
 
例えば兄弟姉妹、おじ・おばなどが5万円以上包んでいる中、自分だけ3万円だと少なく見える可能性があります。母親が「3万円では恥ずかしい」と言った背景には、こうした親族間でのバランスを意識した可能性もあるでしょう。
 
また、いとこが自分よりもかなり年下である場合、親からすると相場の3万円以上を包んで当然という考えもあるかもしれません。
 

相場より少ないと失礼になる?

それでは、もし自分が年上であるにもかかわらず3万円を包んだら「失礼」になってしまうのでしょうか。
 
結論から言えば、必ずしも失礼というわけではありません。3万円はご祝儀として十分に一般的な金額だからです。ただし、親戚同士の関係はお金だけでなく今後の付き合いにも影響します。相場より少なめだと、自分だけでなく、家全体の評価としてとらえられる可能性もゼロではありません。
 
そのため、自分の年齢・立場に加え、親族全体の慣習も考慮して決めるのが無難でしょう。
 

まとめ

結婚式のご祝儀の基本的な相場は3万円ですが、結婚するのがいとこなど親族である場合は年代や立場によって金額が変わる点に注意が必要です。
 
また、親族内で金額をそろえる慣習がある場合には、周囲とのバランスも考えて調整するのが安心です。結婚式のご祝儀は単なる金銭的な負担ではなく、今後の親族関係にも影響するため、最終的には自分の立場や親族の慣習をふまえ、無理のない範囲で判断しましょう。
 
執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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