「スマホの画面」が割れてしまった!「メーカー」に修理に出すと“3万円”近くかかるらしいけど、「街の修理屋さん」なら相場はどれくらい?

配信日: 2025.09.25 更新日: 2025.09.26
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「スマホの画面」が割れてしまった!「メーカー」に修理に出すと“3万円”近くかかるらしいけど、「街の修理屋さん」なら相場はどれくらい?
ポケットからスマホを取り出した瞬間に手を滑らせ画面を割ってしまい、その後の修理に頭を悩ませた経験がある方もいるのではないでしょうか。
 
スマホの画面修理は、メーカーやキャリアの正規修理なら安心ですが、費用が3万円前後になるケースもあります。一方で街中の修理屋さんは、安い印象がありますが、実際にどれほどの差があるのか、気になるところでしょう。
 
この記事では、街の修理屋さんの費用や注意点を解説します。
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メーカー修理の信頼性と費用

スマホの画面が割れた際のメーカーへの修理依頼は、信頼性の高い方法として知られています。その理由は、メーカーの担当者が作業を担当することや、純正部品によって品質が担保されることなどにあるようです。
 
ただし、費用は高額になる場合があります。あるキャリアの機種を例にあげると、ディスプレイ修理は保証未加入で約4万円でした。
 
一方で、キャリアの補償サービスに加入していれば、自己負担は大幅におさえられるでしょう。キャリアによって違いはありますが、機種によって3000円から1万3000円ほどで修理できることもあるようです。
 
メーカー修理を検討する際は、自分がキャリアの保証サービスに入っているかどうかを、まず確認してみてください。
 

街の修理屋さんの費用相場

街中には、キャリアやメーカーと関係のない非正規の修理店が見られます。非正規の修理店は、正規修理より安価で、即日対応可能な場合が多い点が特徴のようです。費用は正規修理の半額から7割程度に収まることが多いといわれています。
 
特にiPhoneは修理店が多く、古いモデルであれば1万円を切る価格で画面修理ができるケースもあるようです。Androidは機種が多いため、1万〜5万円と価格はまちまちですが、正規修理よりは低価格になると考えられます。
 
すぐに直したい、費用をできるだけおさえたいといったニーズには適した選択肢といえるでしょう。
 

街の修理屋さんを利用する際の3つの注意点

街の修理屋さんは費用やスピード面で魅力的ですが、利用にあたってはいくつかのリスクもあります。特に部品の品質、メーカー保証の扱い、そして耐水性能の維持については注意が必要です。
 

1. 部品の違い

非正規店が安価に修理を提供できる理由は、純正部品ではなくメーカー非正規品である「互換部品」を使う場合があるためです。互換部品はコストをおさえられる一方で、部品の品質によっては、純正と異なる使用感になる可能性があると指摘されています。
 

2. 保証が受けられなくなる可能性

一度でも街の修理屋さんなどで非正規の修理をした端末は、メーカー保証やキャリア保証の対象外とされることがあるようです。そのため後日、別の不具合が発生しても、正規サポートを受けられない場合がある点に注意が必要です。
 

3. 防塵・防水性能の低下

最新のスマホは防塵・防水性能を備えていますが、修理で一度分解すると性能が維持されない可能性があります。
 
正規のパッキンや防塵・防水処理が行われない街の修理屋さんの場合、防水性能が低下するリスクがある点を理解しておきましょう。
 

街の修理屋さんなら半額から7割程度で修理できる

メーカー修理は、保証に加入していれば自己負担をおさえつつ高品質な修理を受けられます。ただし、未加入の場合は、3万円以上の費用がかかる可能性がある点に注意が必要です。
 
一方、街の修理屋さんは安さと速さが魅力ですが、部品の品質、保証が対象外になるリスク、そして防水性能の低下などを理解して選ぶ必要があります。
 
キャリアの補償サービスに加入しているなら正規修理、補償サービス未加入で、メーカー保証を今後利用しない場合、またはメーカー保証の切れた古い機種を延命したい場合などは街の修理屋さんを検討してもいいでしょう。
 
スマホの状態やライフスタイルを踏まえ、費用と安心のバランスを見極めて選んでください。
 
執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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