更新日: 2019.06.18 その他暮らし

朝も夜も人気!皇居ランが人気な理由

朝も夜も人気!皇居ランが人気な理由
東京オリンピックが近づいてきました。この1年は、スポーツ関連のニュースやイベントなども増えそうです。そうなると、自分も何か体を動かしたくなります。一番始めやすいのは、ランニングでしょうか。
 
宮﨑真紀子

執筆者:宮﨑真紀子(みやざき まきこ)

ファイナンシャルプランナーCFP(R)認定者、相続診断士

大阪府出身。同志社大学経済学部卒業後、5年間繊維メーカーに勤務。
その後、派遣社員として数社の金融機関を経てFPとして独立。
大きな心配事はもちろん、ちょっとした不安でも「お金」に関することは相談しづらい・・・。
そんな時気軽に相談できる存在でありたい~というポリシーのもと、
個別相談・セミナー講師・執筆活動を展開中。
新聞・テレビ等のメディアにもフィールドを広げている。
ライフプランに応じた家計のスリム化・健全化を通じて、夢を形にするお手伝いを目指しています。

皇居ランが人気な理由

平成の終わりごろ、当時の天皇・皇后両陛下が皇居近くを散策され、皇居ランナーに手を振られる映像が流れました。皇居を走る人はとても多いようですが、いくつかの理由があるようです。
 
(1)信号が無いので、止まることなく走ることが出来る (2)適度な高低差があり1周が約5キロなので、距離が分かりやすい (3)交番などが複数あるので、安心して走れる。
 
オフィス街に近いことも、ランナーを増やす要因だと思います。デスクワークが長時間になると運動不足が気になります。
 
「アウトプット大全(樺沢紫苑著)」によると、ストレスが長期間かかると記憶力が悪くなり、物忘れもひどくなる。1回1時間程度の有酸素運動を週に2回以上行うと、脳を活性化する効果が期待できるそうです。
 
皇居は、仕事の前後に走りやすい場所です。夜に走る場合も、理由(3)にあるように安心なので、周辺の夜景を楽しみながら走れるのも魅力のようです。
 

レンタルで手軽に始めてみては

ランニングは一人で出来るスポーツですが、会社で希望者を募り、クラブ活動として行っている友人がいます。実業団として練習しているのではなく、あくまで親睦重視だそうです。
 
当初は、皇居ランの後の“飲み会”が楽しみのようでした。やがて「マラソン大会に出場する」という目標になり、実際に何度かフルマラソンで完走しています。
 
年々マラソン大会の参加希望者が多く、なかなか抽選には当たらないそうです。当選したメンバーの応援に行くなど、当初目的だった“親睦”の効果は上がっています。
 
皇居周辺には、ランナー向けの施設がいくつかあります。ロッカーに荷物を預け、ランニングウェアに着替え、ランニング後はシャワーが使えます。バスタオルやランニングウェア、シューズのレンタルもありますので、手ぶらで始められます。
 
例えば、竹橋にある「Run Pit」の場合、施設利用料:900円 レンタル料金:バスタオル/300円 ランニングウェア/400円 ランニングシューズ/100円(全て1回料金) ※初回は登録手数料400円がかかります。
 
シャワーが使えるのならランニング後に“飲み会”に行けますし、レンタルが揃っているのなら、荷物の心配もありません。本格的にランニングを始める前に「お試し」したい方にも、これはお勧めではないでしょうか。
 

フルマラソンも夢ではないかも

フルマラソンで完走したい!と一念発起したNさん(56歳男性)は「せっかくだから基本からコーチに教わりたい」という要望がありました。
 
上記のような施設では、ランニングイベントやトレーナーの指導を受けられる場所があります。Nさんは、まったくの初心者でしたので、走り方を一から学ぶことが、とても効果的だったようです。
 
「コーチとの相性が良い」と言いながら熱心にトレーニングを積み、念願のフルマラソンを完走しました。実はNさん、以前は夜のお付き合いが多く、不摂生な生活をしていました。生活習慣を変えたことで、節約効果もあったという報告を受けました。
 
「手ぶらで、コーチの指導を受けながら皇居ラン」これは今後、観光目的のひとつとしても注目されるのではないでしょうか。
 
執筆者:宮﨑真紀子(みやざき まきこ)
ファイナンシャルプランナーCFP(R)認定者、相続診断士
 

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