【後悔】子ども服を「前払い」で取り寄せ→受け取りで「後払いなら20%オフだった」と言われモヤモヤ…SNSでは「先に言うべき」「返金できないの?」の声も…“前払いは損”なの?
先日SNSにて、前払いで店舗取り寄せしていた服が当日20%オフになっていてモヤモヤしたという投稿が話題になり、さまざまな意見が寄せられていました。
本記事では、前払い(先払い)・後払いのルールや双方のメリット・デメリットなども紹介します。
ファイナンシャルプランナー
FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。
編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。
FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。
このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。
私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。
前払いで取り寄せした商品が20%オフに
子ども服をある店舗で前払いして取り寄せし、後日受け取りに行ったところ該当の商品が20%割引になっていてモヤモヤしたというSNSの投稿が話題になっていました。
投稿主がその場で確認したところ、「後払いだったら割引価格になっていたが、すでに支払いを終えているので払い戻して割引価格で購入し直すことはできない」と言われたようです。
この投稿にSNSでは、「モヤモヤする!」「私が店員なら返金に応じる」「損した気分ですね」といった投稿主に共感する声や、「取り寄せしたタイミングではセールになっていなかったのだから仕方がない」「返金して買い直しができたらなんでも有りになってしまう」といった意見が寄せられました。
前払い・後払いのルールは店により異なる
投稿主がモヤモヤしたと言っているポイントは、前払いと後払いが選択でき、後払いを選択していた場合はセール価格になっていたというところです。確かに、後払いにしていれば20%割引の価格で同じ服が買えていたと考えると、悔しいですよね。
商品を取り寄せした際に前払いが必要なのかどうかは、お店によりさまざまです。前払いは商品が手元にない状態での支払いですので、商品が届かない可能性があるというリスクもありますが、万一の場合でも店舗の多くは商品が届かなかった場合は返金するなど対応しているでしょう。
後払いの場合は、配送料を負担して取り寄せをしても客にキャンセルされてしまうなどのリスクを店側が抱えることになります。投稿主も「取り寄せして取りに来ない客と思われるかな?」という考えが頭をよぎり、前払いを選択したと記載しています。
トラブルを防ぐために、前払いでも後払いでも取り寄せ時の価格で会計をすると決めているお店もあるようです。
同じような経験をした人は多いのでは
筆者は、まさに先日、同じような体験をしています。
子ども服の欲しいサイズが店舗になかったため、取り寄せしてもらいました。人気の商品のため在庫が確保できるかどうか分からないという理由で後払いになり、後日店舗に伺ったところ、取り寄せ中にセール期間になり定価の半額になっていたのです。
会計時に確認したところ、「半額になった現在の価格で会計をする」と言われたため、半額の価格で会計を済ませてお店を後にしました。もし前払いにしていて、返金・返品は不可と言われていたら悔しい思いをしていたのではと考えると、投稿主の経験はひとごとではありません。
実際、SNSでも「同じようなできごとがあった」と共感する声や、「同じことがあったが、店員さんが返金してセール価格で対応してくれた」という声もあり、今回のケースは珍しいことではなく、同じような経験をしている人は多いのだと感じました。だからこそ、SNSで多くの意見が飛び交っていたのでしょう。
前払い・後払いに正解はないがルール確認が必要かも
取り寄せ時の前払い・後払いのルールはお店によりさまざまですので、正解はありません。しかし、前払いにしたことで20%の割引が適用されなかったと考えると、モヤモヤしてしまう気持ちも分かります。
「セールになるのであれば店員さんも言ってほしかった」とつい思ってしまいますが、守秘義務があり言えないケースもあるでしょう。前払い・後払いが選択できる場合は、もしセールになったら会計はどうなるのかなど確認しておくと良いかもしれません。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
