車のメンテナンスでディーラーに行くと「オイル交換」を勧められました。正直“5000円”が惜しいのですが、なぜ夏の終わりに「オイル交換」した方がいいの?少しでも安く済ませる方法は?

配信日: 2025.10.28
この記事は約 3 分で読めます。
車のメンテナンスでディーラーに行くと「オイル交換」を勧められました。正直“5000円”が惜しいのですが、なぜ夏の終わりに「オイル交換」した方がいいの?少しでも安く済ませる方法は?
メンテナンスのため車をディーラーへ持ち込んだ際、オイル交換を勧められた経験のある方もいるでしょう。オイル交換にはどのような意味があるのでしょうか。本記事では、オイル交換をすべき理由や安く済ませる方法などを解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

夏の終わりに「オイル交換」したほうがいい理由

エンジンオイルは、潤滑・密封・防錆・冷却・清浄という5つの役割を持っています。劣化すると、エンジンの性能への影響や、故障の原因になる恐れがあるため、定期的なオイル交換を心がけましょう。
 
ロードサービスを運営している一般社団法人日本自動車連盟(JAF)によると、ガソリン車の場合、走行距離1万5000キロメートルもしくは1年がエンジンオイル交換の一般的な目安のようです。ただし、車の乗り方やエンジン・車種などによって異なります。所有する車の取扱説明書でオイル交換時期の目安を確認しておくとよいでしょう。
 
また、夏は車にとっても過酷な環境となり、猛暑下では劣化が進みやすいといわれています。真夏に車に乗る機会が多かった方は、エンジンをよい状態に維持するためにオイル交換をしておいたほうがよいかもしれません。
 

オイル交換の費用が6000円以内に収まっていれば適正価格?

ナイル株式会社が実施した自家用車におけるオイル交換の調査によると、オイル交換のタイミングは「走行距離」「期間」を目安にする人が90%を超えています。それぞれ「走行距離5000~5999キロメートル」「6ヶ月に1回」がトップ回答でした。
 
オイル交換を行う場所としては、ディーラーで交換している方が45.9パーセントと最も多い結果となりました。また、オイル交換の金額は「2000~3999円」が36.7パーセント、「4000~5999円」が28.8パーセントと6000円以内に収まっている方が約60パーセントです。つまりタイトル掲題の「5000円」という価格は、標準的な価格といえるでしょう。
 

オイル交換を少しでも安く済ませる4つの方法

ここからは、オイル交換を少しでも安く済ませる方法を4つ紹介します。
 
・複数店舗の価格を比較する
オイル交換はディーラーだけでなくガソリンスタンドや整備店などでも行えます。オイルフィルターの交換や追加サービスによって費用が変動するため、複数の店舗から見積もりを取って比較しましょう。
 
・安価なオイルを選択する
品質規格やベースオイルの種類などが異なるさまざまなオイルがあるため、車との相性を考慮しつつ安価なオイルを選ぶとよいでしょう。
 
・クーポンやキャンペーンを利用する
ウェブサイトやチラシなどでクーポンが配布されていたり、特定のオイル銘柄が割引になるキャンペーンが実施されていたりすることがあるため、うまく活用しましょう。
 
・自分で交換する
オイル交換は、自分で行うことも可能です。自由なタイミングで作業を行える・工賃がかからないといったメリットがあります。ただし、オイル交換に慣れていないと作業に時間がかかったり、オイル処分に手間がかかったりするなどのデメリットもあります。
 

まとめ

エンジンの故障や火災を防止するために、オイル交換は重要な役割を果たします。特に夏場は劣化が進みやすい傾向です。放置すると故障の原因になるため定期的な交換を行いましょう。
 
オイル交換は「どこの店舗で行うか」「品質やベースオイルの違い」などによって価格が異なります。価格を抑えるために、クーポンの積極的な利用や複数店舗で料金の比較を行うとよいかもしれません。
 

出典

一般社団法人日本自動車連盟 [Q]エンジンオイルの交換時期は、どのように判断するのですか?
ナイル株式会社 【独自調査】オイル交換についての調査 多くが「5,000キロ毎」や「半年に1回」、オイルを交換45%はディーラーで交換
株式会社アスマーク クルマのオイル交換に関するアンケート調査
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

  • line
  • hatebu
【PR】 SP_LAND_02
FF_お金にまつわる悩み・疑問