「改札内」にあるお店で買い物したい! 電車に乗らなくても「入場料150円」は払わないといけないのでしょうか?
本記事では、改札内で買い物をする際のルールや入場券の購入方法、注意点について解説します。
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改札内にある店舗で買い物したいときに入場料はかかる?
改札内にある店舗で買い物をする場合は、電車に乗らなくても基本的には「入場券」が必要です。入場券は、駅構内に立ち入るための切符で電車には乗れません。もし入場券で改札を通ったあとに電車へ乗ってしまうと、別途その区間の運賃を支払わなければいけません。
駅によって料金は異なりますが、多くの鉄道会社で入場券の料金は大人150円、子ども70円程度に設定されています。購入すれば、改札内のショップやカフェに立ち寄ることが可能です。
例えば、JR東日本では2021年から駅構内の施設利用などを目的としてSuicaやPASMOなどの交通系ICカードで入場できるサービス「タッチでエキナカ」を開始していますが、JR東日本のSuicaエリアに限られるので注意が必要です。
入場券の購入方法
入場券は、利用したい駅の自動券売機やみどりの窓口で購入が可能です。券売機で購入する際は、画面にある「入場券」ボタンを選び、料金を支払うと発券されます。
入場券を購入する際の注意点
入場券を利用する際は、いくつかのルールがあります。
まず、入場券は購入した駅でしか使えない点に注意しましょう。別の駅では利用できません。
また、有効時間は購入時刻から2時間以内と定められており、超過した場合は2時間ごとに追加の入場料が必要になります。例えば、入場料が150円の駅の場合は2時間以内なら150円、2時間超えて4時間以内なら300円、4時間超えて6時間以内なら450円が発生します。
有効時間を過ぎてしまった場合は、自動改札機は通過できないため有人改札で精算する必要があります。
さらに、新幹線の改札内には交通系ICカードでは入場できないため、新幹線の改札を通る際には入場券を購入しなければならない点に注意しましょう。
改札内にあるお店で買い物するときは入場料150円を支払う必要がある
改札内のケーキ屋やカフェなどを利用する際は、電車に乗らなくても入場券が必要です。入場券の料金は多くの鉄道会社で大人150円、子ども70円程度です。有効時間は2時間で、時間を超えると追加料金が発生します。
入場券は、駅の券売機やみどりの窓口で入場券は購入できます。SuicaやPASMOなど交通系ICカードを利用して入場できる駅もありますが、利用したい駅が該当するかどうか事前に確認しておくと安心です。
また、入場券は購入した駅でしか使えず、紛失すると再購入が必要になります。駅ナカ限定スイーツやショップを楽しむ際には、入場券を購入し、時間に余裕を持って利用しましょう。
出典
東日本旅客鉄道株式会社 JR東日本 IC入場サービス「タッチでエキナカ」の利用
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
