息子が友人宅にお邪魔し、バーベキューをごちそうになりました。事後報告で手土産を持たせなかったのですが、お礼には何を渡すのが無難でしょうか?

配信日: 2025.11.09
この記事は約 3 分で読めます。
息子が友人宅にお邪魔し、バーベキューをごちそうになりました。事後報告で手土産を持たせなかったのですが、お礼には何を渡すのが無難でしょうか?
夏の思い出といえば、友人や家族と楽しむバーベキュー。
 
しかし、子ども同士の交流では、親が知らないうちにお邪魔していた……ということも少なくありません。息子が友人宅でご馳走になったのに、手土産を持たせていなかった。そんな「事後報告」に、どのようにお礼をすればよいのか悩む方も多いでしょう。
 
ここでは、失礼のないスマートな対応方法と、無難で喜ばれるお礼の品を紹介します。
FINANCIAL FIELD編集部

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

まずは感謝の気持ちをしっかり伝える

どんなにささやかな集まりでも、「お世話になった」ことに変わりはありません。まずは親としてきちんと感謝の意を伝えることが大切です。
 
最初に電話やLINEなどで「先日は息子が大変お世話になりました。楽しい時間を過ごさせていただき、ありがとうございました」と一言添えるだけでも印象が良くなります。
 
もし相手のご家庭と直接面識があまりない場合は、手紙やメッセージカードを添えてお礼の品を渡すと丁寧です。

 

お礼のタイミングは「早め」が基本

株式会社小学館が行ったアンケート調査によると、「子どもが友達の家に遊びに行くときに、何かおやつなどを持たせますか?」の回答に対し、約6割の人が子どもにおやつを持たせていると回答しています。家に遊びに行くときに約9割の人が手土産お礼はできるだけ早く行うのがマナーです。
 
理想的には、2〜3日以内に行動するのが望ましいでしょう。時間が経つと、「今さら?」という印象を与えてしまうこともあります。
 
ただし、「後から知った」場合でも、素直に「息子から聞いて知りました。遅くなってしまいましたが……」と添えることで、誠意がしっかり伝わります。

 

お礼の品は“気を遣わせないもの”を選ぶ

バーベキューのように気軽な集まりの場合、高価なものを贈るのはかえって相手に負担を感じさせます。おすすめは、日持ちのする消えもの(食べ物・飲み物)や季節のちょっとした贈り物です。
 
たとえば以下のようなものが無難です。
 

・焼き菓子の詰め合わせ
家族全員で楽しめるうえ、包装も上品。
 
・コーヒーや紅茶のギフト
ティータイムに重宝する定番。
 
・ジュースやクラフトビールのセット
バーベキューの雰囲気に合わせて選ぶとセンスが光ります。
 
・地元の名産品やお菓子
手軽で話題にもなりやすい。
 
・アイスギフトやゼリー(夏限定)
季節感があり、子どもにも喜ばれます。

 
価格の目安は 1000〜2000円程度 がちょうどいいライン。「ちょっとした気持ちです」という控えめな言葉を添えると、相手も受け取りやすくなります。

 

渡し方のポイント

直接会える場合は、玄関先などで短くお礼を述べながら渡しましょう。「先日はありがとうございました。息子が本当に楽しかったと言っていました。よろしければ皆さんでどうぞ」と笑顔で伝えるだけで十分です。
 
もし学校や習い事などで顔を合わせる機会が少ない場合は、郵送でも問題ありません。その場合は、簡単なお礼状やメッセージカードを同封するのがおすすめです。

 

過剰にならない心遣いが大切

親として「失礼がなかったか」と不安に感じる気持ちは自然なことですが、過剰におわびをする必要はありません。あくまで「お世話になったことへの感謝」を伝える姿勢が大切です。
 
相手も子ども同士の交流をほほ笑ましく感じているはずですし、さりげないお礼の品を通じて、家庭同士の関係もより良くなるでしょう。

 

気持ちを込めた“ひとこと”と、ささやかなお礼で伝わる感謝の心

息子がお世話になったと知ったとき、焦る気持ちは誰にでもあります。
 
しかし、心のこもった言葉と、気を遣わせないちょっとした贈り物で十分に感謝は伝わります。「次回はこちらでおもてなしさせてくださいね」など、笑顔で一言添えることも、温かい関係づくりの第一歩です。
 
マナーの本質は“思いやり”。形式よりも気持ちを大切にすることで、相手にもきっと好印象を残すはずです。

 

出典

株式会社小学館 子どもが友達の家に遊びに行くときに、おやつは毎回持たせてる?「おやつ問題」をママ達に調査!
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

  • line
  • hatebu
【PR】 SP_LAND_02
FF_お金にまつわる悩み・疑問