「Windows 10」のサポートが10月14日でついに終了! “4割強”のユーザーはサポート終了を「把握してない」!? “費用0円”で「パソコン」を使い続ける方法とは?

配信日: 2025.11.27
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「Windows 10」のサポートが10月14日でついに終了! “4割強”のユーザーはサポート終了を「把握してない」!? “費用0円”で「パソコン」を使い続ける方法とは?
2025年10月14日、長らく使われてきたWindows10がサポート終了となりました。不具合・脆弱性の修正や機能の更新などが行われないため、サポート終了後も使い続けるとセキュリティリスクが生じます。
 
なるべくお金をかけずにリスクを減らす方法はあるでしょうか。本記事では、サポートが終了したWindows10を使い続けるリスクや、費用をかけずにパソコンを使い続ける方法などを解説します。
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「Windows10」のサポートが10月14日でついに終了

2015年7月に一般向け無償アップグレードが実施されて以降、10年以上にわたり続いてきたWindows 10のサポートが10月14日に終了しました。
 
これにより、機能更新プログラムやセキュリティ更新プログラムの配布も終了となります。Windows10を使っているPC自体は引き続き使用できますが、ウイルスやマルウェアに感染するリスクが高くなる恐れがあるでしょう。
 

“4割強”のユーザーはサポート終了を「把握してない」

再生品のスマホ・PCを扱うネット通販を運営するBack Market Japan株式会社の調査によると、Windows10のサポート終了について知っていたと回答したユーザーは53.7パーセントでした。
 
一方、「よく知らなかった」と回答したユーザーは23.6パーセント、「知らなかった」と回答したユーザーは22.7パーセントにのぼっています。
 
Windows 10のサポートは、ESU(拡張セキュリティプログラム)の有料プランに加入すると継続サポートを受けることが可能です。また、条件を満たしたPCの場合は1年間無償で利用が可能な場合もあります。
 
ただし、セキュリティ更新プログラムの提供は「緊急」「重要」の対策に限られ、その他の新機能などは提供されません。なお、セキュリティ更新プログラムの価格は国や地域によって異なりますが、個人向けでは1回限りの購入で30ドル、法人・団体向けでは1年目61ドル(2年目以降未定)といわれています。
 

“費用0円”で「パソコン」を使い続ける方法

ここからは、費用をかけずにパソコンを使い続ける方法を2つ紹介します。
 

方法1:Windows 11に無償アップグレードする

PCがアップグレードの最小システム要件(必要スペック)を満たしていれば、無料でWindows 11に移行可能です。この方法であればMicrosoftによるサポートを今後も受けられますが、対応していないPCもあるため、注意しましょう。
 

方法2:Windows以外の代替OSをインストールする

Windows 11に無償アップグレードに対応不可のPCを買い替えずに、Windows 10相当のOSを使い続ける方法をご紹介しましょう。Windows以外の代替OSをインストールすることで同じパソコンを使い続けられます。
 
具体的には、「Ubuntu LTS」やUbuntuをベースに開発された「Linux Mint」などの無料で利用できるOSです。
 
UbuntuはApple製のMacに近い一方、Linux MintはWindowsユーザーになじみやすいといわれるCinnamonを標準搭載しています。新たなOSに慣れる必要はありますが、コストがかからないのは大きなメリットといえるでしょう。
 

まとめ

サポートが終了したOSを使い続けると、ウイルスやマルウェアに感染するリスクが大きくなります。
 
元々利用しているパソコンが必要なスペック要件を満たしている場合は、Windows11へのアップグレードがおすすめです。必要スペックを満たしていない場合は、UbuntuやLinuxなどの無料で利用可能なOSの導入を検討しましょう。
 

出典

Microsoft Windows 10サポートは 2025年10月14日に終了しました
Back Market Japan株式会社 Back Market、Windows 10のサポート終了に伴う意識調査を発表。サポート終了による約4億台のPC廃棄を防ぐため、旧式PCの再活用に関する特設ページも公開(PRTIMES)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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