30代で年収800万円の上司が「2500万円」の“フェラーリ・カリフォルニアT”で出社! 年収の3倍以上する車をなぜ購入できたの?

配信日: 2025.12.15
この記事は約 4 分で読めます。
30代で年収800万円の上司が「2500万円」の“フェラーリ・カリフォルニアT”で出社! 年収の3倍以上する車をなぜ購入できたの?
人によっては、年収よりも高額な車に乗っている場合もあります。そうした知人が周囲にいる場合「どうやって費用を賄ったのか」と疑問に思う人もいるかもしれません。実は、購入方法を工夫すれば、年収より高い高級車でも購入できる可能性があります。
 
本記事では、年収に対する車の価格目安や、年収より高いフェラーリを購入できるのかなどについてご紹介します。
FINANCIAL FIELD編集部

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

車は年収の何割くらいの金額を選べばよい?

車を購入する際は、購入費を支払うことで日常生活に影響が出ない金額の範囲で考えることが大切です。無理なく返済できる目安としては、年収の半分以下程度がよいといわれています。年収別の車の金額目安は、以下の通りです。


・年収300万円:100万~150万円
・年収400万円:150万~200万円
・年収500万円:200万~250万円
・年収600万円:250万~300万円

年収が800万円であれば、車の金額目安は350万~400万円になるでしょう。なお、一括払いではなくローンを組んだ場合でも、総額が年収の半額程度になるとよいといわれています。
 

年収800万円でもフェラーリは購入できる?

先述したように、一般的に車の購入価格は年収の半分程度にしたほうがよいといわれています。ただし、しっかりと計画をしたうえで購入するのであれば、2500万円のフェラーリをローンで購入できる可能性があります。ローンは支払期間を増やすことで、1ヶ月当たりの負担を軽くできるためです。
 
例えば、2500万円のフェラーリの頭金を300万円で支払い、残り2200万円を60回払いで購入すると、利子を考慮しなければ1ヶ月当たりの支払いは約36万6667円です。一方、同じ条件で120回払いに切り替えると、1ヶ月当たりの負担は約18万3334円になります。
 
実際には金利や手数料が加わるため負担が増えますが、120回払いのほうが月々の支払いは軽くなります。ただし、支払い回数が増えるほど利息も増えるため、支払総額は60回払いよりも120回払いのほうが多くなります。
 
また、高級車では残クレとも呼ばれる「残価設定型ローン」が利用されることもあります。残価設定型ローンとは、契約が終了するときの下取り価格(残価)を先に設定し、その残額を差し引いた残りの金額をローンとして返済していく方法です。ローン元本が少なくなるため、月の返済負担も軽くなります。
 
ただし、契約終了時には残価を支払って車の買い取りをするか、車を返却するかを選ぶ必要があります。返却を決めた場合でも、査定額が残価を下回ったときには、その差額を支払わなければならない点に注意が必要です。
 

購入する前に車本体以外の費用も計算しておく

車を購入する際は、以下のような費用がかかります。


・自動車税
・環境性能税
・自動車重量税
・検査登録関連費用
・自動車リサイクル法関連費用
・自動車責任賠償保険(自賠責保険)
・任意保険
・納車費用(ディーラーによる)
・整備代
・ガソリン代
・駐車場代など

そのため、車の本体価格のみを参考にして決めると、維持費用が想定よりかかり、家計を圧迫する可能性があります。購入に必要な諸費用や維持費用も考慮したうえで、支払える金額の車を選ぶことが大切です。
 

カーリースも選択肢のひとつ

会社にもよりますが、フェラーリのような高級車をリースできる場合があります。カーリースとは、月額利用料を支払っていれば、自家用車のように車を使用できるサービスです。車を購入するよりも、初期費用や月々の支出をおさえられる場合があります。
 
自家用車とは異なり、名義上の所有者はリース会社であり、自動車税や自動車重量税などの税金がかかりません(多くの場合、これらはリース料に含まれます)。さらに、リース費用にはメンテナンス費用や車検費用なども含まれていることから、新たな出費が発生しにくい点もメリットです。
 
一方で、リース契約は原則中途解約できず、契約終了とともに車を返却します。高級車を自分名義にしたい場合は、リースではなくローンを組んで計画的に購入したほうがよいでしょう。
 

ローンやリースを利用すれば、年収800万円でもフェラーリ・カリフォルニアTを購入できる可能性がある

車の費用は年収の半分が目安といわれており、年収800万円なら400万円程度が一般的なラインです。
 
しかしフェラーリのように資産価値が落ちにくい車は、残価設定型ローン(残クレ)を利用して月々の負担をおさえる方法も選択肢のひとつです。計画的に支払え、生活にも影響が出ないようであれば、長期ローンを組むことでフェラーリを購入できる可能性があります。
 
ただし、車本体の費用のほかに税金や整備費用などもかかるため、総額で無理なく支払えるかを慎重に検討することが重要です。「とにかく高級車に乗ってみたい」という目的であれば、将来的に返却する前提のカーリースを利用する方法も選択肢に入るので検討してみましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

  • line
  • hatebu
【PR】 SP_LAND_02
FF_お金にまつわる悩み・疑問